『人は生きて 人は死ぬ』
谷川さんの紡ぐ物語は、形になったところで一つの世界が出来上がっているので、これについて、言葉にして感想を書くのはとても難しいです。
なので、まず、ナビの皆さんの感想を読ませていただきました。
いいことがたくさん書いてありました。この作品を読もうかどうしようか悩んでいらっしゃる人、
この作品を子どもたちに読もうかどうしようか悩んでいる人も、一度ナビの皆さんの感想を読むことをおススメします。
読み聞かせに使うなら「高学年」以上…大人向け。
何人かのメンバーが書かれているように、テーマ的に難しいので、ある程度色々な経験を重ねた年齢の方が、この作品から伝わってくるものをじっくり考え、その人なりに受け止めることが出るのじゃないかと思います。
もちろん高学年のお子さんたちのお教室で読むのも悪くはないと思いますが、個人的には読み聞かせをしているメンバーたちの勉強会で読んで、本の好きな者同士でじっくりこの本について語り合うのも素敵だなと、思いました。
特に孫娘が受け継いだ《死を考えること》の始まりについて、語り合ってみたいです。