いずれも夢と戦慄の漂う7短編秀作を収録。ブラックユーモアがふんだんに盛り込まれた阿刀田ワールドをお楽しみください!
「奇妙な味」というミステリーのジャンルがあるというのは知りませんでした。
「あどけなく、可愛らしく、しかも冷ややかな残酷味」「平然としてあどけなく、ユーモラスに行われる極悪、残虐への郷愁」「ヌケヌケとして、ふてぶてしい、ユーモアのある無邪気な残虐」…って感じというのが、合う短編集でした。私好みなのでこのジャンル覚えておきたいと思います。
どれもドキッとさせられるお話たちで面白かったです。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子5歳、女の子3歳)
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