どんくり山へでかける、りすの親子。 大好きなどんぐりをたくさん集めて「いただきまーす! 」 そのどんぐりは、ずっと昔、おじいちゃんやおばあちゃんが子どもの頃みんなのために植えたもの…。 それは、過去から現在そして未来へと、世代を超えてつなげられる遥かな想い。
いもとようこが描く世界は、愛らしく、美しい。 作者の祈りといえる深い想いは、繊細な貼り絵をとおして、確かなぬくもりのある絵本になる。 食べること、生きること、生命(いのち)をつないでいくこと…「ありがとう」の感謝の気持ちがあふれます。
子どもたちが大好きなどんぐり。それは、おじいちゃんやおばあちゃんが子どもの頃、みんなのために植えたものでした。過去から未来へとつなぐ想いと、そのつながりへの感謝の気持ちに、心温まりました。核家族化でおじいちゃんやおばあちゃんとの交流が少ないので、この絵本を読んで、世代を超えた交流の大切さを改めて感じました。 (ぼんぬさん 40代・ママ 女の子5歳)
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