新刊
はっけんずかんプラス 妖怪

はっけんずかんプラス 妖怪(Gakken)

しかけをめくると妖怪が登場!今大人気の本格子ども向け図鑑

  • 笑える
  • びっくり
新刊
ねえ、おぼえてる?

ねえ、おぼえてる?(偕成社)

国際アンデルセン賞画家賞受賞作家最新刊

  • 泣ける
  • ためしよみ
落語ねこ

落語ねこ

  • 児童書
作: 赤羽じゅんこ
絵: 大島 妙子
出版社: 文溪堂 文溪堂の特集ページがあります!

税込価格: ¥1,430

【重要】取り寄せのお届け日について
  • 利用できる決済方法
  • クレジットカード

  • 代金引換

  • atone翌月後払い

  • Amazon Pay

  • d払い

※「d払い」はスマートフォンからのみご利用いただけます。

  • Line

作品情報

発行日: 2018年11月
ISBN: 9784799902868

160頁/216×151mm

出版社からの紹介

「心残り」から成仏しそびれ,ねこにとりついたドジな落語家と少女との笑いと涙の物語。

小五の七海が預かったのは,とんでもないデブねこ…だけど,愛嬌たっぷりのクマハチ。でも,クマハチには,とんでもない秘密があって…。――仲良しの友だちが悪口を言っているという手紙。うわさがSNSで拡散する怖さ。だからこそしっかりと直接伝えることが大事であるということが,クマハチと七海のユーモアたっぷりなやり取りを通じて子どもたちに伝わる作品です。

ベストレビュー

人情味あふれる、小学生と大人の物語☆二重奏

事故で死んだ落語家が成仏できず猫に乗り移る。猫はおじいさんに拾われ、小学生の七海の家に来た。七海は親友のしおりから変な手紙を受け取り、実は嫌われているのだと悩む。しおりを問いただした時に「絶交」と言った言葉を他のクラスメートに悪用され、ラインで誹謗中傷されてクラスで孤立していく…。

成仏できない落語家の切ない恋の物語と、クラスで孤立してしまった少女の物語の二本立てが、交差する。物語の登場人物には、それぞれの物語があり、それぞれがご縁があって、関わっていくところに面白みと味わいがある。
生きていると、いろんなことがあるよね。小学生は小学生なりの悩みがあり、それぞれの家庭の問題があり、個人の生き方を貫くときの葛藤があり、他人同士の関係にもあれこれある…小学生向きの話なので、分かりやすく書かれているけど、きっとここには書かれていないいろいろな悩みや喜びもあったのだろう。そのように思わせる力が感じられる、読み応えのある作品です。

なかなか泣かせる場面もあり、喜怒哀楽が全部楽しめる構造となっています。
落語を知っていると余計に楽しめますが、知らなくても楽しめるように工夫されています。(本文中に話のスジが書いてあったり)
私は落語が好きで、聞きに行ったりする事もあるので、よりリアルに感じられました。

※物語の小道具として使われる話は「へっつい幽霊」です。

この本は、小学生の友達から勧められた作品です。
年の離れた友人は、落語は「笑点」の大喜利くらいしか知らない状態で読んだそうですが、しっかり内容を理解できたようでした。

また、ラインなどによる誹謗中傷が勝手に独り歩きして、いじめにつながる問題についても触れられており、考えさせられるところも、作者の良心を感じられて素敵でした。
(渡”邉恵’里’さん 30代・その他の方 )

関連記事

この作品を見た人はこんな作品も見ています

990円
1,430円
1,540円
3,960円
792円

この作品を見た人はこんなグッズを見ています

3,300円
1,650円
660円
3,960円

出版社おすすめ




絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

落語ねこ

みんなの声(1人)

絵本の評価(4

プレミアムサービス


全ページためしよみ
年齢別絵本セット

閉じる

入荷リクエスト
ありがとうございます

入荷のお知らせが欲しい方はこちら