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しばわんこの和の行事えほん

しばわんこの和の行事えほん(白泉社)

お正月、節分、夏祭り...季節に縁のある遊びに触れながら、親子で楽しめる日本の行事をご紹介。

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ぴよちゃんとひまわり

ぴよちゃんとひまわり(学研)

道徳の教科書にも掲載されている、命を慈しむ心をはぐくむ絵本です。

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絵本ナビホーム  >  スペシャルコンテンツ  >  絵本紹介  >  日常のどこかに隠れているかもしれないアイツ お化けや妖怪の絵本5選

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えほん新定番 from 好書好日

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今年の夏は猛暑が予想されています。寝苦しい夜にはお化けや妖怪の絵本を開いてみませんか? 日常生活のどこかに潜んでいるかもしれない存在にゾクッ・・・・・・と思いきや、案外おともだちになれるかもしれません。朝日新聞社の本の情報サイト「好書好日」の記事よりご紹介します。(文:好書好日編集部)

ヨシムラヨシユキさんの絵本「ブラックライトでさがせ!妖怪探偵修業中」

一見すると、家や学校での何げない風景。でもよく見ると、何もないところでつまずいていたり、なぜか鼻をつまんでいたりする人が。そこに、付属のブラックライトを当てると・・・・・・色鮮やかな妖怪たちが浮かびあがってきます。『ブラックライトでさがせ!妖怪探偵修業中』は、ブラックライトを片手に楽しむ斬新なスタイルの「絵探し」本。隠れているのは有名な「かっぱ」「ろくろくび」から、こんにゃくのお化け「こんにゃくぼう」、大きな音でおならをする「おっけるいぺ」などのマイナー妖怪まで120種。巻末には「妖怪カード」も付いていて、図鑑としても楽しめます。

(子供たちが妖怪やお化けが好きな理由について)どんな表現でも「緊張と緩和」が大切だと思うんです。ピリッとした緊張感と、ふっと力の抜けるところが共存することで、表現はより人の心を揺り動かすものになる。考えてみると妖怪もそうなんですよね。暗さと明るさ、怖さと楽しさが共存しています。子供たちはそこに魅力を感じているんじゃないでしょうか。

(ヨシムラヨシユキさんのインタビューより)

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岩田明子さんの絵本「ばけばけばけばけ ばけたくん」

食いしん坊なお化けの子、ばけたくんが真夜中の台所にふわふわ現れて、つまみ食い。キャンディーに、イチゴ、キノコにスパゲッティー。食べると、あら不思議、食べたものに化けちゃった!? 「食べ物×お化け」という、ありそうでなかった組み合わせが人気になり、「ばけばけばけばけ ばけたくん」は現在、9作を数えるシリーズになっています。ばけたくんのモデルはなんと、食いしん坊だった息子さんだそうです。

食べた後、パッと変わってしまうのではなく、なんか前の食べ物が少し残るんじゃないかなと思ったので、そうしました。でも、子どもは「完全に化けられていない」と捉えるようで、そこが楽しいみたいですね。ちょっと失敗しちゃったって。自分と似ていると思うのか、共感するみたいです。食育のつもりはなかったのですが、「ばけたくんも食べてるから食べてみよう」と声をかけると食べてくれるという話も聞きくので、思わぬ効果があってうれしいですね。

(岩田明子さんのインタビューより)

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西平あかねさんの絵本「おばけかぞくのいちにち」

夜なかなか寝ないさきちゃんとたろうに、お母さんが「もう おばけのじかんよ」と言って電気を消します。みんなが眠ると、お化けたちが起き出してくるのです。きょうだいのさくぴーとたろぽうは保育園に行き、お母さんは買い物やお料理。お父さんは「ひとをおどかす」仕事に出かけます。物語が生まれたきっかけは、作者の西平さんが子どもを早く寝かしつけようと、語り聞かせていたことでした。今では翻訳されて、外国にも「おばけかぞく」の話が広がっています。

私が考えているおばけは、幽霊ではないんです。自分が寝ているときに、もしかしたら夢の中の世界のほうで、自分によく似たおばけが目を覚まして、自分と同じように家族と面白く過ごしているのではないかな。だから、おばけたちに活動する時間をあげるためにも、早く寝ようよ、って子どもに説明をしていました。そんなお話をしているうちに、絵本にしたら面白そうだなと思って、絵本を作ってみたんです。登場するおばけの子どもたちに、わが子のあだなをそのまま、さくぴーとたろぽうってつけました。

(西平あかねさんのインタビューより)

>西平あかねさんインタビューの全文はこちら

広瀬克也さんの絵本「妖怪横丁」

現在まで7作が刊行されている、広瀬さんの人気の妖怪絵本シリーズ。からかさおばけ、ひとつめこぞう、だいだらぼっち、いったんもめん、さとり、びわぼくぼく……などなど、有名どころからマイナーなものまで、さまざまな妖怪が遊園地、温泉、食堂に続々と登場します。記念すべきシリーズ1作目は、お母さんにおつかいを頼まれた男の子が、妖怪たちの営む商店街に迷い込む『妖怪横丁』。実際の商店街を取材したという絵は細部まで描き込まれていて、見ていて飽きません。

「やまんば産婦人科」の「安心の経験と実績!」とか、看板などには漢字もかなり使っているんですが、ルビは特に振っていません。そういう部分は大人が読んで楽しむだけでもいいし、子どもだって何度も読むうちに、読めるようになってきますから。このシリーズは小さい子どもだけでなく、小学生や大人、さらには年配の方からも結構面白いと言っていただいているんですよ。たっぷり描き込んだ甲斐あって、読み聞かせしてもらったり、ひとりでじっくり見たり、誰かと一緒に読んだりと、長く付き合ってもらいたいですね。

(広瀬克也さんのインタビューより)

>広瀬克也さんインタビューの全文はこちら

にしむらあつこさんの絵本「ゆうびんやさんのホネホネさん」

ギコギコキーッ! 自転車に乗って毎日まじめに郵便配達をするのは、なんとガイコツのホネホネさん。夏休みを前に、ワニさんからヘビさんへ、アンコウさんからナマズさんへ、旅のお誘いの手紙を届けます。本作で絵本作家としてデビューしたにしむらさんは、主人公をガイコツにした理由を「動物が主人公の絵本はたくさんあるので、みんなに注目してもらえるものは何かと考えて」と話します。「若かった私の反骨精神みたいなものを反映しているのかもしれません」

『ホネホネさん』を描きはじめた頃、まわりの友達が働きはじめて、自分はまだ仕事になっていないという焦りみたいなものもありました。郵便屋さんとして働くホネホネさんを描くことで、私も仕事ができるようになっていったという感覚があります。その後も、ホネホネさんが結婚してから私も結婚して、子どももホネホネさんが先だったり、ホネホネさんは私の人生の道しるべというか、一緒に人生を歩んできた感じです。

(にしむらあつこさんのインタビューより)

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