まくらのせんにん さんぽみちの巻
- 作・絵:
- かがくい ひろし
- 出版社:
- 佼成出版社
絵本紹介
2022.11.29
この書籍を作った人
1955年東京生まれ。東京学芸大学卒。教諭として学校勤務のかたわら人形劇の活動や紙を使った造形作品を発表。2005年、『おもちのきもち』(第27回講談社絵本新人賞受賞作品)で絵本作家としてデビュー。子どもの目線に立ったテーマ選びと、ほのぼのとした画風が人気を集め、以来『もくもくやかん』(講談社)『おむすびさんのたうえのひ』(PHP研究所)、『だるまさんが』(ブロンズ新社)、『まくらのせんにん さんぽみちの巻』(佼成出版社)など話題作を多数発表。2009年9月急逝。
寒い冬に読みたいぬくぬくユーモア絵本
まくらの仙人と、そのお供の掛け布団、敷き布団のユーモアあふれる物語。最初の、まくらの仙人がマシュマロが大好物というところから、「なんかかわいいなぁ」と好感を持ちちました。
それからは3人で、寒さに震えている木や卵、大根を温めてあげるのですが、畑のたくさんの大根たちを温めてあげる場面には、その姿にびっくり。かがくいひろしさんのユーモアには毎度驚かされます。
(tori.madamさん)
ふんわかぬくぬくな絵本
仙人…というとなにやら気むずかしいイメージを持っていましたが、まくらのせんにんさまは、甘い物好きでめんどくさがりという変わった性格。せんにんさまが食べているマシュマロがおいしそうで娘はすっかり、マシュマロ好きに…。
返事をするときもしきさん、かけさんがする『ハイ』『ホイ』がお気に入りでよくまねをしています。
娘が聞き慣れない『お達者でー』などのせりふもでてきて説明を要求されますが、意味がわかると使い始めるのでかわいいやらおもしろいやら。
『ふんわか』や『ぬくぬく』『かっぱー(?)』などの音から状態が理解出来そうなことばがいっぱいでてくるので小さいお子さんにもよくわかるとおもいます。
(三十日月さん)
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