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出版社エディターズブログ

2025.07.14

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多様性とはつまり、豊かさってことなんじゃないか (フレーベル館)

母の赴任先のアメリカ・ニューヨーク州郊外の中学校に入学した櫂。

英語にもまだ自信がないのに、討論会の出場メンバーのひとりに、選ばれてしまった。

テーマは銃規制について。

 

七人の子どもたちは、どんな結論を導くのか。

▲丹下京子さんが描く討論会メンバーの7人。作中で担任の先生から「セブン・サムライ」と呼ばれます。

 中央手前が主人公の櫂(かい)。この7人がどんな討論をしていくのか、必読です!

▲目次にある挿絵は櫂がスクールバスに乗って家へ帰るところ。

 バスの中でもアメリカと日本を比べます。

▲章の中にも見出しをいくつか入れて、読みやすく工夫しています。

▲歴史的な事件も取り上げ、討論会は佳境を迎えます。

  • 花の子どもたち

    出版社からの内容紹介

    母の赴任先のアメリカ・ニューヨーク州郊外の中学校に入学した櫂。
    英語もまだ自信がないのに、討論会の出場メンバーひとりに選ばれてしまった。
    テーマは銃規制について。
    七人の子どもたちは、討論会でどんな結論を導くのか。

    日本の小学校で教わった多様性とは、まず日本人というマジョリティが存在していて、それとは異なる人たちを受け入れましょうっていう考え方だった。
    でも、ここでは、そうではない。
    多様性とは、初めから、ここにあるものなのだ。つまり、異なった人たちを受け入れるのではなくて、初めから異なった人たちがここにいる、というこの現実。
    多様性とはつまり、豊かさってことなんじゃないか。
    多様性という豊かな渦巻きに、ぼくは巻きこまれていようと思っている。(本文より)

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