いぬがいた
- 作:
- 丸山 誠司
この絵本、主語は「いぬ」
あくびを した こっちを みた
ニヤリと した
いぬと男の子の 思いがけないふれあいと、
できごと 愛嬌たっぷりの犬の表情と ほほえましい展開に、
ご注目ください!
アオウー!
小学生の頃、近所の公園で野良犬に追いかけられました。
噛まれる〜と思って、泣きながら必死に走って逃げました。それ以来、犬が苦手になりました。
自分が大きくなるにつれ、小さい犬、中くらいの犬、と徐々に大丈夫な感じにはなりましたが、今も大きな犬、特に大きくてツルッとした犬は緊張します。
でも、かわいいなぁとも思うし、警戒する分、犬をジッと見てしまうからなのか、犬を描くことはずっと好きなのです。
今回、犬の絵本を描くことができて、とても嬉しいです。
主役の犬は、目つきは悪いですが、いいヤツです。 もしかしたら、公園にいた野良犬もそうだったかもですね。
犬好きの人も、そうでない人も、楽しんでもらえたら嬉しいワン!
この書籍を作った人
1968年岐阜県生まれ。愛知県育ち。大阪府立大学経済学部、MASA MODE ACADEMY OF ART卒業。主な受賞歴:日仏会館ポスター原画入賞、HBファイルコンペ藤枝リュウジ大賞、東京イラストレーターズソサエティ公募プロ部門銅賞など。TIS会員。主な絵本作品:『にんじゃサンタ』『おこさまランチランド』(ともにPHP研究所)『ふじさんです』(教育画劇)。