はがぬけた に〜
- 作:
- フィリケ えつこ
- 出版社:
- あすなろ書房
絵本紹介
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2026.05.25
毎年、6月4日から6月10日は「歯と口の健康週間」です。
「歯みがきしなさーい」
「いやーだー」
「歯みがきしないと虫歯になるよー」
「いやーー!」
そんなやり取りが毎晩繰り返されているご家庭の救世主となる、楽しくて、読んだらすぐに歯ぶらしを握りたくなる「歯みがき絵本」が大集合!
日本一の『はみがきざむらい』になるために奮闘するとってもキュートな主人公が登場する絵本や、子どもたちの友だち「こぐまのくうぴい」と一緒に歯みがきができちゃう『すき すき はみがき』。迫力満点!『はみがきあわこちゃん』がみがくのは、あの巨大な海の生き物?! 現役歯科医師が教えてくれる歯医者さんの大切さを描く一冊『かばくんのはいしゃさん』に、子どもの成長を感じる歯の抜け変わりを描いた『はがぬけた に〜』まで。歯みがきを描いた作品は個性いっぱい。
今夜から親子でにっこにこな歯みがきタイムを迎えてくださいね。
この書籍を作った人
東京生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン科卒業。1992年渡仏。国立装飾美術大学アート科、国立ディプロマDNSAP取得。2002年からフランスの出版社より絵本を出版。現在もフランスの絵本、雑誌の仕事に携わる。30冊以上の絵本を出版。10ヵ国以上の言語に翻訳されている。2008年帰国。
みどころ
ピクニックにやってきた動物たちが、楽しそうにお昼を食べています。大きな口でスイカを元気よく丸かじりするかばくん。一方、口を押さえながらバナナを少しずつ食べるさるくん……。かばくんの立派な歯に驚いたみんなが「なんでも かめていいなぁ」「むしばが いっぽんも ないなんて すごいな!」「なんで そんなに じょうぶなの?」と口々に言うと、かばくんはいつも行く歯医者さんに、「一緒に行ってみようよ!」と誘ってくれました。
みんなで行くと、迎えてくれたのは優しそうな鳥の歯医者さんと歯科衛生士さん。かばくんの歯をよーく見て、磨き残しがないかチェックして、歯ブラシの上手な使い方も教えてくれます。「歯医者さんって、虫歯がなくても、行っていいところなんだ」と知って、みんな興味津々。さるくんも、歯医者さんがこわくなくなったかな……!?
作者の岡田尚輝さんは歯医者さん。「歯医者さんはこわい、行きたくない」という子どものイメージを変えたいと本書を作ったそうです。そして歯科医療従事者として、動物のかばと鳥の「共生」関係のような、患者さんにとっての存在でありたいという願いが込められているそうです。
カワダクニコさんの親しみやすく、おおらかな雰囲気の絵に、子どもはリラックスして絵本を楽しめますよ。何より、おいしそうにスイカを丸かじりするかばくんに釘付け! やっぱり丈夫な歯はかっこいいですね。
この書籍を作った人
東京都生まれ。日本大学芸術学部卒業後、イラストレーターに。2011年第17回おひさま大賞優秀賞受賞、『ねこのにゃーた』(小学館)で絵本デビュー。主な絵本に『こねこねこの ねこピッツァ』(作・くさかみなこ/KADOKAWA)、『のりものさがしえ しばおとさがそう! だいすき のりもの』(世界文化社)、『チビのおねがい』(作:室井 滋/教育画劇)、『だいじょうぶ?ズコッ』(文:鈴木 翼/世界文化社)、『パンツのひも ゆるざえもん』(作:森くま堂/国土社)など。
この書籍を作った人
絵本作家。1978年生まれ、埼玉県出身。武蔵野美術短期大学卒業。主な絵本に、『ごめんやさい』『おしえてくやさーい』(おやさい生活えほんシリーズ/ひかりのくに)、『おさんぽのおやくそくだもの』(文・きだにやすのり/あかね書房)、『おせちいっかのおしょうがつ』(佼成出版社)、『なっとうぼうや』(学研プラス)、『ごはんのとも』(文・苅田澄子/アリス館)、『おだんごねこさま』(文・令丈ヒロ子/岩崎書店)、『いちごサンタ』(文・大塚健太/kodomoe2021年12月号付録絵本)など。食べ物と子育てをテーマにしたユーモアあふれる絵本を描いている。
この書籍を作った人
埼玉県生まれ。女子美術短期大学造形科グラフィックデザイン教室卒業。企業のデザイナーを経て、絵本作家になる。 主な絵本に「そらまめくん」シリーズ(福音館書店・小学館)、「ばすくん」シリーズ(小学館)、「くれよんのくろくん」シリーズ(童心社)、「どんぐりむら」シリーズ(学研)、「こぐまのくうぴい」シリーズ(ミキハウス)、「やさいのがっこう」シリーズ(白泉社)など多数ある。愛くるしく魅力的な登場人物を描いた絵本作品は、子どもたちに絶大な支持を受けている。
みどころ
楽しい絵本「はみがきあわこちゃん」で
3分間のはみがきに、いざチャレンジ!!
朝です。
あわこちゃんは、はみがきが大好き。
だって、新しい味のはみがき粉ってワクワクしちゃう!
♪まえばを しゅっしゅっ おくばも しゅっしゅっ
はみがき しゅっしゅっ あわわわわー♪
楽しくノリノリではみがきしていると・・・
ぶくっぶくぶくぶくぶく〜!!
口の中からあわがとまらない。
どんどんあわがでてきます。
あわこちゃんは、ますます楽しくなって、
はみがきの手にもますます熱が入ります。
ぶくぶくぶくぶく あわあわあわあわあわ
なんと、まぁ、不思議なことにあわこちゃんのあわで
町中、あわだらけ〜!!!
みんなあわまみれで遊んでます。これは楽しそう。
あわこちゃんも、スキー板をはいてあわの上を大滑走!!
すると、とんでもなく巨大な生物があわの中から現れて・・・。
奇想天外で愉快なお話に目を丸くしながら
はみがきをしているとあっという間に3分間。
はい!目標クリア!
歯みがきは1日3回、食後3分以内に3分間行うという「歯みがき3・3・3」のルールを実践するのはなかなか難しい。大人でも3分は難しいのに、子どもだったらもっと大変。だって苦痛な3分間は気が遠くなるほど長く感じるのです。でも、楽しい3分間ならあっという間ですよね。歯みがきが苦手な子でも楽しんで歯みがきをしてもらえるようにとつくられた絵本です。
作者の「ザ・キャビンカンパニー」の阿部健太郎さんと吉岡紗希さんが描くポップで幻想的なあわの世界で、歯みがきも楽しくなっちゃいますね。
この書籍を作った人
阿部健太朗(1989-)と吉岡紗希(1988-)による二人組の絵本作家/美術家。ともに大分県生まれ。大分県由布市の廃校をアトリエにして、絵本・立体造形・アニメーションなど様々な作品を生み出し、国内外で発表している。主な著書に「ゆうやけにとけていく」(小学館)「がっこうにまにあわない」「しんごうきピコリ」(共にあかね書房)「だいおういかの いかたろう」(鈴木出版)など。主な受賞歴に「第28回日本絵本賞」「第20回日本絵本賞読者賞」など。