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しばわんこの和の行事えほん

しばわんこの和の行事えほん(白泉社)

お正月、節分、夏祭り...季節に縁のある遊びに触れながら、親子で楽しめる日本の行事をご紹介。

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トラといっしょに

トラといっしょに(徳間書店)

美しいイラストで描いた心に残る絵本

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2021年12月の新刊&おすすめ絵本

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「SDGs(エス・ディー・ジーズ)」とは、2015年9月の国連サミットで採択された、加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標のことです。その達成に向け、子どもたちにわかりやすいSDGs関連の絵本・児童書の発行が年々伸びています。そこで2021年12月 注目の新刊&おすすめから、SDGsがテーマになっている絵本を集めました。


SDGs目標5「ジェンダー平等を実現しよう」をテーマにした『ピンクはおとこのこのいろ』、『メンドリと赤いてぶくろ』。SDGs目標15「陸の豊かさも守ろう」をテーマにした『ゾウは何を聞いてきたの?』。SDGs目標12「つくる責任 つかう責任」をテーマにした『ほうれんそうカレーききいっぱつ!』の4冊を紹介します。

テーマ:SDGsについて学べる絵本・児童書

どんな色が好きでもいいじゃない!『ピンクはおとこのこのいろ』「男の子らしい」「女の子らしい」という固定観念からの解放をわかりやすく語った絵本

  • ピンクはおとこのこのいろ

    出版社からの内容紹介

    ピンクは女の子の色?男の子の色?
    いいえ、すべての色はすべての人のもの。

    SDGsの目標のひとつに掲げられた「ジェンダー平等を実現しよう」
    色をテーマに、やさしい絵と文章でえがかれています。
    日本文学研究者であり、様々なメディアで活躍するロバート キャンベル氏による翻訳。

    ―――――
    好き嫌いは、あって当たり前だけれど、最初から人に「それ、好きになっちゃダメでしょ」とか言われるのはどうかなと思う。好きになったらとことん好き!好きなものはお友だちにもシェアしてあげたい。いろんな色で遊び、自分に取り込み、時々取り替えっこすることほど楽しいことはないでしょ。大きくなって、みんなのパレットが広がっていけばいいなと思いながら、この本を翻訳してみました。色があって、生きることって、素敵だね。

    日本文学研究者 ロバート キャンベル
    ―――――

    ※この本は環境に配慮した資材を使用しています。

今の自分を見つめ直すきっかけになる物語『メンドリと赤いてぶくろ』

  • メンドリと赤いてぶくろ

    みどころ

    洗濯されて干されたままケンカしているのは、赤いてぶくろの右手と左手。

    「ぼくのほうが えらいんだ」
    「そうやって いばるのは やめて」

    持ち主のゆうちゃんが右ききだから、自分の方がえらくて立派なのだというのが、右手の主張。と、その時。強い風が吹いてきて、右手は遠くに飛ばされてしまいます。落ちた目の前にいたのはたくさんのメンドリたち。彼女たちは、一羽の若いメンドリを叱っています。

    「メンドリは 大声で 鳴いては いけないのです」
    「りっぱな トサカの オンドリだけが 鳴けるのです」

    それならばと、その若いメンドリは右手を拾い上げ、頭にスポンとかぶり言います。

    「これで、鳴いてもいいんでしょ」

    鳴かずにはいられないというメンドリの話を聞き、はりきってトサカの代わりになっていたてぶくろなのですが……。

    子どもたちが成長していく中で、誰にでもやってくる心の中の葛藤。その思い込みや悩みはそれぞれ違っていたとしても、様々な出会いと経験の中で、自分らしい道を見つけていくのでしょう。どうしても自由に鳴きたいメンドリと、いつも自分の方が立派なのだと主張してきたてぶくろ。この偶然の出会いも、ふたりの未来を大きく変えていくのです。

    それでは、読んだあなたはどんなことを感じるのでしょう。みんなの感想が聞いてみたくなる1冊です。

    レビューより


    丘の家で、洗濯物が揺れています。
    その中の洗濯物、ゆうちゃんの赤い手袋の右と左が、どちらが偉いかでもめていました。
    周りの洗濯物は、風に揺れながら仲裁したりあおったり。
    そんなとき、強い風が吹いて、右手の手袋が飛ばされてしまいました。
    飛ばされた先ではメンドリたちが集まって、何やらもめています。


    否定的なこだわりって、なんて面倒なんでしょう。
    「右手のぼくの方が偉いんだ」
    「メンドリは大声で鳴いてはいけないのよ」
    こだわらなければ、自分も周りも気楽に過ごせるのに。
    そのことを教えてくれるのは、絵本の最後に登場する、幼いゆうちゃんです。

    学ぶことの多い絵本です。
    年齢に関わりなく、多くの方々に読んでもらいたいと思いました。
    (めむたんさん)

この書籍を作った人

村尾 亘

村尾 亘 (むらおこう)

作・絵/ 村尾 亘(むらお こう)1977年生まれ、東京都在住。多摩美術大学卒業。広告代理店勤務などを経て独立後、ニューヨークに1年滞在。マンハッタンやブルックリンで個展を開催。毎日広告デザイン賞奨励賞(2003年)、二科展デザイン部特選賞(2003、2004年)、NY Coo Gallery Open Art Contest 入選(2010年)。書籍装画やイラストなどを手がける。

サバンナで生きてきたゾウのおはなしから考える、地球環境のこと『ゾウは何を聞いてきたの?』

  • ゾウは何を聞いてきたの?

    出版社からの内容紹介

    わたしは、わかいメスのゾウ。ここアフリカのサバンナで、なかまといっしょにくらしている。これから、わたしたちがどうやって生きてきたのかをお話しましょう。ひとこと ひとこと、しっかりと聞いてくださいね。

    レビューより


    アフリカに生息するゾウの群れが、人間と機械のやって来たことで、どの様に環境が変わってきたかを知ることができました。
    前半は物語、後半は様々なことを考える解説になっていて、物語は解説までの導入であったことを知りました。
    アフリカに生息するぞうの種類と、暮らし方、ゾウについての知識を深めたあとは、ゾウを絶滅させないための取り組みにまで言及しています。
    ゾウを見守ることも地球環境を維持することにつながりますね。
    (ヒラP21さん)

「食品ロスってなんだろう?」生活に欠かせない食べ物について考えるきっかけになる絵本『ほうれんそうカレーききいっぱつ!』

  • ほうれんそうカレー ききいっぱつ!

    出版社からの内容紹介

    工場で生まれて、スーパーマーケットに運ばれてきたレトルトカレーたち。でも、ほうれんそうカレーのほうちゃんを買ってくれる人は、なかなか現れません。次々に買われていく他のカレーを見送る日々の中、ほうちゃんにある事件が起き……。「食品ロス」が起こる仕組みと、それを減らすために私たちができることについて学べる絵本です。

この書籍を作った人

田中 六大

田中 六大 (たなかろくだい)

1980年、東京都生まれ。多摩美術大学大学院修了。漫画家・イラストレーター。 挿画に『ひらけ!なんきんまめ』(小峰書店)、『日曜日』シリーズ(講談社)など。絵を担当した絵本に『だいくのたこ8さん』(くもん出版)、『まよいみちこさん』(小峰書房)、『ふしぎなかばんやさん』(鈴木出版)、『おすしですし!』(あかね書房)など。作絵の絵本に『おしっこもらスター』(あかね書房)、『ふしぎなえき』(交通新聞社)など。漫画に『クッキー缶の街めぐり』(青林工藝舎)などがある。

この書籍を作った人

田中 入馬

田中 入馬 (たなかいるま)

サセックス大学大学院修了。社会開発を専門とし、国際NGOなどでの勤務を経て、現在は日本国内における協同組合運動やフードバンク活動の普及を行っている。公益財団法人日本フードバンク連盟理事。

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