絵本ナビホーム  >  スペシャルコンテンツ  >  インタビュー  >  漢検の絵本 第一作目が出版!『いちまるとふしぎな手』 八田香里さん&宮下知子さんインタビュー

京都で見て、触れて、遊んで発見する漢字の魅力「漢字ミュージアム」へ行ってきました!

2016年6月29日に開館した「漢検漢字博物館・図書館」(以下「漢字ミュージアム」は、日本初、お子さんから大人まで楽しめる漢字をテーマにした体験型の施設。体と頭を使って漢字と遊ぶことで、漢字の面白さ、奥深さを感じ、漢字がより身近に感じる場所です。年間約20万人が訪れる人気施設に、絵本ナビスタッフもお邪魔しました。

●1階は漢字の歴史と変遷が学べるコーナーが充実

ミュージアムに入って、まず最初に目にするのが毎年年末に発表される「今年の漢字(R)」の実物。「今年の漢字(R)」の発表も、日本漢字能力検定協会が主催となって募集・集計。そして12月12日(いい字一字)の「漢字の日」に発表しています。


漢字が生まれてから、日本に渡り発展していく歴史が壁に書かれています。

「甲骨文字占い」体験コーナー


銀色の棒で入館時にもらえる体験シートを削ると、甲骨文字の成り立ちと現在の漢字が浮かび上がります。

「万葉仮名で名前をつくろう」体験コーナー


万葉仮名と「ひらがな」「カタカナ」の元になった字のスタンプが押せる体験コーナーがあったので「絵本ナビ」と押してみました。今とかなり違いますね。

漢検ラウンジ


漢検の事業や主催イベントを紹介するコーナー。
中央にあるオブジェは、日中韓の代表者が集まる会議で選定した共通漢字808字を近隣の小中学生に書いてもらった葉っぱでいっぱいの「日中韓共通808字の木」です。

●2階はゲームやクイズで漢字と親しめる体験コーナー


特大サイズの本のオブジェは、漢字にまつわる体験ができるコーナーになっています。

くらしの道具の漢字たち


暮らしの中にある様々な道具を漢字で書くと……? 
引き出しを開けると答えのミニチュアが入っている、楽しい展示です。

象形文字を探し出そう


「象形文字」とは、モノの形から考え出された文字のこと。のぞき穴を除くと、今の漢字が現れます。


この象形文字は何かな……?


答えは「面」。

「漢字回転すし」と巨大湯飲みの撮影コーナー


回転寿司屋に回っているお皿を撮って、クイズに挑戦するゲームの前には、
魚偏の漢字が並ぶ、巨大な湯飲みが!

そのほかにも、1階と2階をむすぶ階段からは、およそ5万字の漢字が四面を飾る「漢字5万字タワー」が見えたり、京都の初夏の風物詩、祇園祭を彩る「鉾」が常設展示されていたりと見どころ満載です。


漢字5万字タワー


祇園祭の鉾

みなさん、京都へ観光の際には、ぜひ、漢字ミュージアムにも足を運んでみてください。

漢検漢字博物館・図書館(漢字ミュージアム)

住所:〒605-0074
京都府京都市東山区祇園町南側551番地(京都市元弥栄中学校跡地)
TEL:075-757-8686   FAX:075-531-0340
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(休館日が祝日の場合は、翌平日に振り替え) 年末年始/臨時休館あり
入館料:大人/800円 大学生・高校生/500円 中学生・小学生/300円 未就学児/無料 障がい者/無料
※小中高生1名以上と、同伴の大人は1名につき300円引き(大人2名まで)
URL:http://www.kanjimuseum.kyoto/

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取材・文/木村春子
写真/所靖子

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作品紹介

漢検の絵本 いちまるとふしぎな手
漢検の絵本 いちまるとふしぎな手の試し読みができます!
編集:日本漢字能力検定協会
出版社:日本漢字能力検定協会
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