
                            
                            	
                            
                                【連載】第1回「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ 紅子さんインタビュー
                                
                                    
                             
                            
                            
                            
                                
                                
                                    ●紅子さんに「銭天堂はどこにあるの?」など読者の疑問に答えていただきました。
                                
                                
                                
		                            
                                        
		                            
		                            
                                        インタビューに答えてくれたのはこの方! 
 
 紅子(べにこ)
銭天堂の女主人。年齢不詳。大きくふくよかな体つき。
結いあげた真っ白い髪に、真っ赤な口紅、古銭柄の赤紫色の着物が特徴。
店におとずれる客の願いを察して、望みの駄菓子をすすめる。
 飼い猫の「墨丸(すみまる)」とは言葉を交わせる。
  
【無料立ち読み公開中!】
●第1巻より「型ぬき人魚グミ」
●第2巻より「おもてなしティー」
                                    
	                             
                                
                                
                                
                                    
――「銭天堂」はどこにあるんですか? 
「お客様のいらっしゃる場所、あるべき場所にある」とだけ、 
申しあげておくでござんす。 
――どうやったらお店にいけるんですか? 
 
その日の幸運のお宝、選ばれた小銭をお持ちの方を、 
お店にお迎えするようにしているでござんす。
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                    
――紅子さんが好きな駄菓子はなんですか? 
さてはて、たくさんありすぎて、困ってしまうでござんす。 
ここはいさぎよく、全部、とお答えしておくといたしましょう。 
 
――飼い猫の「墨丸(すみまる)」とはどんなお話をしていますか?  
色々なことを。墨丸はほんに賢い子でござんすから。 
そうそう。時には、新作駄菓子のアイディアや感想なども言ってくれるんでござんすよ。
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                    
――これからどんな駄菓子を売りたいですか? 
お客様のお悩みは様々。それに合わせて、様々な駄菓子を生み出していきたいと、考えてござんす。 
――駄菓子はどうやってつくっているんですか?
お客様が駄菓子に満足されると、小銭が金色の招き猫さんになるでござんす。 
駄菓子は、その招き猫さん達が、地下の工房で作っていてくださんす。 
みんな働き者でござんす。 
――招き猫は何匹いるんですか? 
いまはだいたい百二十匹くらいでござんす。銭天堂に満足してくださるお客さまのおかげで、少しずつ増えていっているんでござんすよ。
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                    
――「たたりめ堂」のよどみとはもともと知り合いだったんですか? 
ええ、まあ。顔見知り程度でござんすけどね。
 
同じ菓子を扱う者同士、というだけでござんす。 
正直、よどみさんには興味もなにも感じなかったんでござんすよ。 
お友達にはなれそうになかったのでねぇ。 
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                    
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                    ●絵本ナビユーザーの声
                                
                                
                                
                                
                                    魅力的
娘が学校でお友達に借りたそうで。私も娘も全く知らない本だったのですけれど、楽しく読みました。
しかも貸してくれたのは男子。表紙を見る限り、女子が好みそうな雰囲気だったのでちょっと驚いたそうです。
誰かの「おすすめ」があるとまた世界も広がっていいもの
ですね。
銭天堂は駄菓子屋さんですけれど売っているのは、とっても不思議なものばかり。
魔法がかってはいるのですけれど、でもそれは結局は買ったヒトの心のありようでどうとでもなるのですよね。考えてみたら、銭天堂で売っているようなものでなかったとしても、使うヒトによって、物は輝きもすれば、宝の持ち腐れのようにもなるよなあって思いました。
シリーズで何冊も出ているようなので、また他の巻も読んでみたいです。
(ぽこさんママさん)
                                
                                
                                
                                
                                    大人でもおもしろいです
このシリーズ全巻よんでいます。児童書にふりわけられていますが、主人公が大人のお話もあり、大人でも楽しめます。
そして、毎回、人間の弱さやずるさ、ぎりぎりでふみとどまる良心だったり、強さだったりが存分にかかれています。
たとえ、主人公が子どもであっても、容赦のない結末がまっていたりして、気の毒になるおはなしもありますが……。つまり、大人も子どもも関係なく、人としての本質を問うお話なのかもしれません。
(あんじゅじゅさん)
                                
                                
                                
                                
                                    面白すぎて夢中になってます
私が、この作者さんの別の本を気に入った流れで図書館で借りてきました。
銭天堂は人気シリーズとのことですが、納得の面白さ!息子は最初、全く関心がなかったのに、私が読んでいたら寄ってきて後ろから覗き込み、「面白そう」と一言。私が読み終えてすぐに読み始めて夢中になりました。翌日、学校で二巻を読み終えたらしいです。休み時間全て潰してまでして読みふけり、帰宅して一巻の表紙絵をみながら、本編に登場した駄菓子を探したり、何度も読み返していました。
読み終えたあとは、ほしい駄菓子の話で息子と盛り上がりました。
(lunaさん)
                                
                                
                                
                                
                                    ●絵本ナビスタッフの子どもが選ぶ、『銭天堂ストーリー』ベスト3
                                
                                
                                
                                
                                    
                                    
                                             
                                        
                                            
                                        
                                                 小学6年生のしゅうくんと小学4年生のみおちゃんに好きな『銭天堂ストーリー』ベスト3をそれぞれあげてもらいました。ママにも感想を聞きました。
                                        
                                            
                                        
                                    
                                    
                                        小学6年生のしゅうくんと小学4年生のみおちゃんに好きな『銭天堂ストーリー』ベスト3をそれぞれあげてもらいました。ママにも感想を聞きました。
                                    
                                 
                                
                                
                                
                                    ●最新13巻好評発売中!
                                
                                
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                
                                                     「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂 (13)」
                                                著:廣嶋 玲子
                                                
                                            
                                            
                                                「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂 (13)」
                                                著:廣嶋 玲子
絵:jyajya
                                                出版社:偕成社
                                            
                                        
                                        銭天堂についての調査をおこなってきた六条という男。
彼の研究所では、次の計画が進められていた。振り分けた小銭を関係者やアルバイトで雇った人間にもたせ、銭天堂にたどりつく作戦だ。
同じ小銭袋をもった客を不審に思う紅子。
六条は、いったいなにをたくらんでいるのか? 
そして銭天堂に危機がせまる。 新シリーズ突入の人気シリーズ。
                                    
                                     
                                
                                
                                
                                    ●「映画 ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」東映まんがまつり2020で上映決定!
                                
                                
                                
                                
                                    
                                    
                                             
                                        
                                                 
                                        
                                    
                                    
                                        (c)廣嶋玲子/jyajya/偕成社 c2020東映まんがまつり製作委員会
『銭天堂』1巻に収録の「つりたい焼き」が、「東映まんがまつり2020」内にてアニメ映画化されることが決定しました!
「映画おしりたんてい」のほか、2作品と同時上映です。
<映画版キャスト>
紅子:池谷のぶえ
墨丸:片山福十郎
慶司:熊谷俊輝
お姉ちゃん:白鳥玉季
お父さん:渡辺いっけい