|

幼い子どもからおとなまでの読者をふしぎな世界へ誘う作者が、この絵本では、真夜中の机の上で小人たちが演じるふしぎなサーカス「地上最小のショウ」に読者を招待してくれます。

「ふしぎなさーかす」という本の中に「ふしぎなさーかす」という本があり、それを開くとふしぎなさーかすが催されるという。見開きにピエロがピエロを持っていてさらにそのピエロがまたピエロを持っていて・・・というイラストがあるのですが、こういった内容を象徴しています。
そのように見ていくとなかなかおもしろいのですが、ちょっとわかりにくい?のでしょうか、私の子供は、「これはふしぎなサーカスじゃなくて小人のサーカスだよ」などと言っておりました。
「ふしぎなえ」を見たあとだと物足りなく感じますね。
タイトルに「ふしぎな」と付かなければ物足りなさも感じなかったのかもしれませんが。
子供には1ページごとに説明が必要かもしれません。
でも文章がないので、お話しを作って読んであげるのには良さそうですね。 (PDさん 30代・ママ 男の子8歳)
|