「耳がきこえないって、耳がいたいの?」ときく友だちに姉が答えます。鋭い表現とやわらかくあたたかい絵で語る、ろうあ児の心の世界。
実際にこの作者の妹さんは耳が聞こえないと
読み終わった後、知りました。
だからか、子どもらしい視線や
家族のあたたかいつながりが感じられ、
読みやすかったです。
お出かけの際に、無料でもらった手話の冊子を
車の中で見ながら、7歳児と
自分の名前やちょっとした言葉を手話でしてみました。
「簡単だね」「でも似ているし見分けるのが難しいね」など、
手話のことも実際にやってみることで
身近に感じることができ、
やってよかったと思いました。
本だけでは受け身で限りがあるので、
実体験も取り入れながら、
せっかく本で知った世界や人のことを
身近なこととして感じていけるよう
意識して取り入れていきたいです。 (まことあつさん 30代・ママ 男の子7歳、男の子4歳)
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