コブタが かいたい、とピーターはママにお願いします。ブタはきたないし、わるさをするわ、とママ。でも「ぼくがほしいのは、きれいなコブタだよ。それに、わるいコブタはほしくない。いいこで、わるいこで、ちょうどいいコブタが ほしいんだ」はたして、ピーターの思いはかなうでしょうか。1952年、42歳の若さで急逝したマーガレット・ワイズ・ブラウンの未発表作品に、現代イラストレーターのダン・ヤッカリーノが絵をつけました。時を経てもなお色あせないテーマを、今の子どもたちと大人たちに語りかける一冊です。
大人が良い悪いを決めつけるなか、ピーターはありのままの子ぶたを
受け入れている。それもいつもいい方に考えている。
これってとっても素敵で、親としても見習いたい考え方でした。
これを読んだ子どもは、たまには少し悪い子になっても大丈夫なんだと安心するのではないでしょうか。 (グラッツさん 30代・ママ 1歳)
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