|
太陽のパパと月のママが、すくすく元気に光輝く赤ちゃんたちにたっぷりの愛をそそぐ。親のわが子への愛情を描いた一冊。包み込むようなやさしさとあふれる愛のメッセージが詰まっている。人気絵本作家アンドレ・ダーハンと直木賞作家・角田光代による第三作。 【著者プロフィール】 1935年、アルジェリア生まれ。仏国立パリ工芸学校卒。作品は、『だいすき。』(学研)、『ぼくのともだち おつきさま』『ぼくの ちいさな ともだち』(講談社)など、日本での翻訳出版も多い。現在パリ在住。
続きを読む
大ファンのアンドレ・ダーハンさんと直木賞作家の角田光代さんの絵本シリーズは、どの作品もあたたかな絵と、ストレートなことばがあふれていて、心にしみいるようで大好きなのですが、その中でも一番のお気に入りがこれです。
表紙がピカピカ光るようになっているので、書店で子どもはそれだけでひかれて、私のところに持ってきました。
お話を読んでいくと、ダーハンさんの最も得意とするモチーフの「月」が登場します。それが、お母さんなのです。お父さんは、「太陽」。生まれた子どもたちは、輝くちいさなたからものです。
お父さんとお母さんが夜空に輝く星を拾い集めて、次の日の朝に子どもたちに食べさせるシーンが、わが家の子どもたちのお気に入りのようです。「おほしさまって、どんなあじなのかな」といつも考えているようです。
そのほかにも、あたたかな家族の愛情があふれるようにつまっているので、子どもはもちろん、お母さんも、お父さんも、おじいちゃんもおばあちゃんも、若い人たちにも、たくさんの人に触れてもらいたい一冊です。 (すっぽんぽんちびさん 30代・パパ )
|