ある村に心優しいこびとがいました。こびとは十五夜の晩にお月さまにもらった、たったひとつのもちを、おなかをすかせて動けなくなっているいもむしにあげ…。日本を代表する童画家黒崎義介の世界がよみがえります。
黒崎義介さんの絵はとても美しく、優しく、上品です。
他に昔話や童謡の絵本もあります。子供たちはみな笑っていてこちらまで楽しくなります。お花もいっぱいです。優しさにとても慰められます。隅にひらがなで(よし)と書いてあります。お人柄がしのばれます。多くの年月をかけて集めました。画集もあります。ぜひ若いお母さんにも絵本を見て子供に対するあふれる愛情を感じてほしいです。 (エルミルさん 60代・じいじ・ばあば )
|