アゴヒゲペンギンのお父さんとお母さんが、卵をあたためています。ピキピキ、と卵が割れて、真っ白な赤ちゃんペンギンが生まれました。赤ちゃんはお父さん、お母さんからごはんをもらって、お母さんのおなかの下でぬくぬく、すやすや眠ります。アゴヒゲペンギンの生態に忠実でありながら、やさしく繊細なタッチで親子のふれあいを描いた、愛情たっぷりの絵本です。
ペンギンのあかちゃんの、生まれてすぐの生活が描かれています。
生活をいっても、お腹がすいたら、ご飯をもらい、寒い時には、暖めてもらう、本当にシンプルなできごとだけです。それが、とてもシンプルで温かみのある絵で描かれています。このシンプルさのなかに生命が生まれた喜びや、母性父性が、溢れています。 (ピンピンさん 50代・その他の方 )
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