「どうぞのいす」でおなじみの柿本幸造による、ひろすけ童話の絵本。 「冬眠から覚めたら手についた木の実の汁をなめさせてあげる」と、子グマは子リスに約束しました。 春、子グマより先に目覚めた子リスが、子グマの手のひらをなめてみると…。いつまでも心に残したいあたたかなお話です。
クマの「初なめ」という習性を初めて知りました。
クマさんの冬支度に、やまぶどうを提供したこりすのやさしさには、心がほんわりと暖かくなりました。
柿本幸造さんが描くと、本当に温もりのある友情の甘い味がします。
こぐまくんの手についた「キャラメル」を初なめしてしまったこりすくんですが、こぐまくんには気持ちのよい目覚めになりそうですね。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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