新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

くろねこかあさん」 パパの声

くろねこかあさん 作・絵:東 君平
出版社:福音館書店
税込価格:\990
発行日:1990年01月
ISBN:9784834010183
評価スコア 4.41
評価ランキング 12,444
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  • 絵を切り抜いたら

    黒い絵を猫のかたちに切り抜いたら、ほらしろねこ誕生です。
    リズミカルな言葉の繰り返しも、楽しくて安心できます。
    何より、母親ねこと子どもたちが幸せそうで、ほのぼのとしてきますね。
    本当の紙で演じてみたいようなお話でした。

    投稿日:2020/05/12

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  • おおらかに子どもを見るということ

    • ひろぽんぽんさん
    • 40代
    • パパ
    • 石川県
    • 男の子15歳、男の子12歳、女の子7歳

    白ねこ三匹と黒ねこ三匹のきょうだいが、お次は何をやらかすか?ページをめくるのが楽しみになります。
    おとなしくてお行儀のよい白ねこ三匹。いたずらでドジばっかりの黒ねこ三匹。
    切り絵をよくみると、実は白ねこと黒ねこは同じ子猫と気づくはず。
    白か黒かは、おとなが見方を変えているだけ。ほんとうは、同じなんですね。

      くろねこかあさん やさしいかあさん
      しろねこさんびき すくすくそだつ
      くろねこさんびき すくすくそだつ

    どっちのねこもおんなじ。おとなはおおらかに見ていればいいんだと、この本が教えてくれました。

    この本とは、何年か前に、福音館の方の読み聞かせ講演会で出会いました。
    幼児や低学年の小さな子どもたちも、熱心に耳を傾けていました。
    きっと、それぞれが白ねこだったり、黒ねこだったり自分に思いあたるところがあったのでしょうね。

    著者の東君平さんの童話は、どの作品にもあたたかでやさしい眼差しが感じられます。
    その東君平さんも六人きょうだいだったと聞いています。
    すくすく育つ子どもの気持ち、おおらかで優しいお母さんの姿が描かれたこの作品は、くんぺい童話の中で私がいちばん好きな作品です。

    投稿日:2007/10/02

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  • 切り抜いて遊ぶのにもってこい

    本屋さんで娘が欲しがって、
    親は気に入らず、そのときは買いませんでした。
    あとになってよく読んでみて、
    大人にもその面白さが伝わってきました。

    娘にとっては単純に「猫ちゃんかわいい」
    程度ののりだったのかもしれません。

    白と黒のみのモノトーンで、
    切り絵みたいに作られた、
    いたってシンプルな絵本です。
    くろねこかあさんと、くろ3匹しろ3匹の子猫たち。
    くろ3匹を切り抜いた残りのところがしろ3匹。
    発想の勝利ですね。

    私はこの本を会社に持って行って、
    こっそりコピーを取ってきます。
    そのコピーを切り取って遊んでいます。
    もともとが白黒なので違和感もないし、
    「くろねこ3びき」をきりとって並べて
    「くろねこ10ぴき」にしたりして遊びます。

    作者の東君平さんの詳しい経歴は存じませんが、
    「絵本の画家」というよりは
    「イラストレーター」という感じがします。

    ちなみに、検索したら
    「辻仁成の叔父」とありました。
    辻仁成さんといえばすばる文学賞をとった作家
    とご記憶の方も多いと思いますが、
    私にはECHOES(エコーズ)と言うバンドのボーカル
    としての記憶が強いです。

    投稿日:2006/03/07

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