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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

くうきにんげん」 その他の方の声

くうきにんげん 作:綾辻 行人
絵:牧野 千穂
監修:東 雅夫
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2015年09月24日
ISBN:9784265079582
評価スコア 3.87
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みんなの声 総数 14
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  • 大人のための絵本?

    こんなにゾワゾワした絵本は初めてです!
    こわいものが少しでも苦手なお子さんには、読まない方がいいかもしれません。トラウマになってしまうかも…。
    文章とイラスト、どちらもインパクトがとても強いので、
    本を閉じた後も、心の中に残ります。
    大人のための絵本だと思います。

    投稿日:2015/11/11

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  • 発売前ですが気付いてしまいました…

    • やぎ座さん
    • 20代
    • その他の方
    • 山口県

    絵だけ見てると、怪談えほんシリーズには珍しく希望すら感じられる絵ですね。

    でも…始めのページの本棚に注目してください。表紙が見えるように立ててある絵本が何冊かありますよね。その絵本の正体、分かりますか?

    投稿日:2015/08/06

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  • 存在を抹殺されていく人たち

    くうきにんげん、という不思議な存在の噂から始まるお話。世界中にたくさんいる、存在を消された人たちが、仲間を増やすためにあちこちで暗躍しているという。

    現代社会には、この「くうきにんげん」が、本当にたくさんいると思います。社会的に存在を抹殺された人たち、存在価値を認めてもらえない人たち、人権を無視されてひどい扱いを受けている人たち、いてもいなくても同じだと周りも本人も思っている人達…このお話はSFのように描かれていますが、私には非常にリアルな話に感じられました。自己評価が低く、居ても居なくても同じで、何の役にも立っていないと感じていたら、その人は存在していないのと同じなのではないでしょうか? 引きこもり、孤独死などのイメージも付きまといます。あんがい近いところでは、隣近所の住人に対する無関心は、周りをくうきにんげんに囲まれているようなものかもしれません。

    自分自身も、特に何かの役割もなく、日々ただ生きているというだけであり、自分以外の人にとっては「いないのと同じ」という程度の存在です。そのように自覚をしていると、すでに私という存在がくうきにんげんなので、敢て「存在を消される」という恐怖を味わうことはないので、安心しきっています。くうきにんげんなのに、税金は支払っていますが。

    存在感のある人、自分の存在によって誰かの役に立っているという自覚がある人にとっては、非常な恐怖を味わう作品だと言えると思います。自分が好きな人は、知らない方がいい世界かもしれませんね。

    投稿日:2019/01/09

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