新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

ゆきのひ」 その他の方の声

ゆきのひ 作・絵:エズラ・ジャック・キーツ
訳:木島 始
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1969年12月
ISBN:9784033281209
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,173
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  • 雪の日のおはなし会で・・・

     1月のおはなし会は2、3日前から雪が降り、当日もやっぱり寒い朝でした。赤ちゃん連れでの外出は厳しいだろうね、と「おはなしおばさん」4人で話していましたが、それでも真っ赤なホッペで来てくださった親子さんに感謝しつつ・・・「ゆきのひ」を紹介しました。
     数年前、小学生にこの本を紹介したときは、有名な絵本だし、色の美しさ、絵の躍動感に惹かれて選びましたが、正直言ってストーリーの深さまでは私自身がピンとこなかったのです。その後、数人の方からも同じ意見をうかがったり、なかには「絵はいいけど、小さい子にはテキスト(文章)の感性が難しすぎるのでは?」という意見も聞きました。いろいろな方の感想を聞いて、再度じっくりと見てみよう・・・と思っていたところで、時期的にぴったりの機会が訪れたのです。
     久しぶりに出会ってみると、なんてこどもの心を美しく表しているのだろう!と感動してしまって自分でもビックリ。ページをめくるたびに
    わたしはピーターと雪の日を楽しんでいました。そうして息子が小さいとき、やっぱり雪玉を誇らしげに家に持って帰ったことや、それが溶けたときの悲しげな眼差しや、その晩私とお風呂の中で、雪はどこに行ったのかと話したことなどを思い出しました。息子もあの雪の日、大きい子たちと遊べなかったかもしれない、木の棒で雪を落としたかもしれない、ピーターみたいな夢をみたかもしれません。そして、もっとずっとまえの雪の日、小さかったわたしも・・・。そんな、いろんな感慨を胸に抱いて、おはなし会で読んでみました。この絵本の素敵なところが、少しでも届いていたらうれしいな。

    投稿日:2009/02/04

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  • この表紙なつかしい

    子どもが小さいときから、うちにある絵本の1冊です。
    久々に見て、表紙が印象的で、なつかしいです。
    子どものころの、ゆきの日の、なんともいえないワクワクした感じが、よく描かれているな…と思います。
    また読めてよかった。

    投稿日:2019/02/15

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  • 冬になったら

    季節外れですが、涼しさを求めて読んでみました。
    貼り絵と聞きましたが、どのページも本当に素敵でひきこまれました。
    特に、ゆきのふってくる場面があまりにきれいで心に強くのこります。
    こんな素敵な描きかたあるんだなあ、と。
    ゆきのふった日の、わくわくする気持ちが伝わってきて、子どものころをなつかしく思い出しました。冬になったら、また読みたいです。

    投稿日:2017/09/11

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  • 絵の本にあそぶ。

    • もゆらさん
    • 50代
    • その他の方
    • 神奈川県

     私の娘は、雪が大好きなこどもでした。雪がめったに降らないエリアでしたが、朝目覚めてたまの雪降りだと気づくと、窓をガーッと全開にするのです。白い雪には、小躍りしたくなるような妖精でも見えるかのようでした。
     この「ゆきのひ」キーツの絵本は、そんな気分を映し出していたのでしょう。大人の感覚でページを繰っても、「うぉ〜」『へぇ〜」と思わず感嘆するほど、絵の表現がすばらしいのですが、こどもはお構いなし。主人公ピーターの遊び方に興味津々でした。足あとをつけたり、ひきずってみたり、棒で線をひいたり、お決まりの雪だるまに挑戦したり・・・。絵の本を部屋の中で見て、読んでいるのですが、まるでこころ部屋にあらず。山となった雪のてっぺんから滑り降りるのを見るや、「えい!や〜!」とばかり布団の上から実践でした。
     キーツの絵の本の凄さは、こどもをその絵の中に招き入れて、いっしょにあそび(こどもにとってみれば仮想現実かもしれませんね)、もりあがるところでしょうか。それはエンディングで待っています。しっかり「朝ごはん」でエネルギーを蓄え、となりのともだちと二人で、山なりにつもった雪の向こうに見える青空の元へ、背を向けて出かけていくシーン。まるで冒険への旅立ちでしょ?
     絵の本の魔術師Jack Keatsさんに、脱帽です。感謝。

    投稿日:2013/10/25

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  • 一緒に雪体験

    雪の感じがとても出ている。雪の日の遊び方・雪の日にしか出来ないこともあると分かる。一緒に楽しい一時を味わえる。

    投稿日:2006/06/08

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