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きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

おおきな木なかなかよいと思う みんなの声

おおきな木 作・絵:シェル・シルヴァスタイン
訳:ほんだ きんいちろう
出版社:篠崎書林
税込価格:\1,218
発行日:1976年
ISBN:9784784101481
評価スコア 4.64
評価ランキング 3,187
みんなの声 総数 145
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29件見つかりました

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  • 感動とはちょっと違った…

    • しろわにさん
    • 30代
    • ママ
    • 長崎県
    • 男の子6歳、男の子4歳

    育児疲れで鬱になり、少しでもリラックスしようと岩盤浴に行き、
    この本に出会いました。
    とても衝撃を受けました。りんごの木はぼうやのために尽くす。ぼうやは当然の如く搾取する。
    自分が困ると頼って、感謝の気持ちも言葉もない。
    りんごの木はそれでも幸せを感じる。
    少年になっても大人になっても中年、老人になってまでも
    りんごの木を頼りにする。

    育児に疲れていた私には、この木は母親、ぼうやは子どもと
    映りました。母親は子どものために子どもの笑顔を見るためだけに
    自身を削って一生尽くさなければならないのか。
    子どもはそれを当然と思ってしまうのか。
    そんな考えが頭をグルグル回り、絶望して涙が止まりませんでした。

    ぼうやはどんどん大きくなっていきますが、
    帰ってくるたびあまり幸せそうではないと感じました。
    木の、与えるだけの愛は本当にぼうやを幸せにしたのでしょうか。
    ただの木の自己満足としか思えない。
    私には木の気持ちがわからない。

    読む人によってもその時の精神状態によっても
    感じ方は変わると思いますが、私には辛い作品でした。

    ただ、少しでも木の気持ちを理解したくて
    何度も読み返しています。

    すごく考えさせられる深い内容のお話だと思います。

    投稿日:2006/12/14

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  • 気づくことに・・・

    これは、究極ですね〜。
    一本のりんごの木が、友だちの男の子の望みに応じ、葉・実・枝・幹とすべてを与えるというお話です。
    男の子は、特に感謝するでもなく受け取り、その後何年も木に会いに来ることはないのです。
    そして、また困ったことがあると木のところにやってくる。
    木は、それでもしあわせを感じている・・・。

    この「与える」ことに犠牲の行為を見てはいけないのだそうです。
    見返りを求めてはいけないのですね。
    それはそれで分かるのですが、男の子がどこまでいってもしあわせそうでないのが、私は嫌でした。
    自分への感謝ではなく、自分の行動によって変わる“なにか”すら求めてはいけないのですね。
    それがたとえ、無駄に終わってしまっても、与えることが生命の充実なのだと。
    凡人には、なかなか難しそうです。

    これは究極ですが、「与える」とはどういうことなのかということを深く考える機会になりました。
    この行為は、こどもの感受性にどう響くのでしょう。
    この考え方が「正しい」ではなく、「色々な考え方がある」ことに気づくことに意義があると感じました。

    投稿日:2013/12/04

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  • 5歳の子供でも何か感じたようです

    大人の私が読みたくて図書館で借りてきましたが息子にも読み聞かせしてみました。

    内容すべてを理解するのは無理ですが子供ながらに感じとれる事もあるようです。

    単純に木がなくなって切り株だけになった事がかわいそうだと言っています。

    大人はもっと深いところにまで考えるんですが子供の素直な感想もなかなかいいものでした。

    もう少し大きくなったらもう一度読ませてあげたい作品です。

    投稿日:2013/02/12

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  • 深い本

    • みちゃママさん
    • 20代
    • ママ
    • 茨城県
    • 男の子1歳、女の子0歳

    さらっと読めますが、さらっと終わらない本だと思います。

    少年の成長と木の思い、沢山考えさせられる1冊です。

    いつか子供が理解できる年齢になったら一緒に読みたいです。

    道徳の授業や感想文、ディスカッションにふさわしい本だと思いました。

    投稿日:2012/09/11

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  • 考えさせられる

    • EMRHさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 男の子3歳、男の子0歳

    息子と一緒に読んでいますが、子どもから大人まで楽しめる絵本だと思います。
    一本のリンゴの木と一人の人間のお話ですが、リンゴの木が一人の人間に限りなく愛をささげる姿を考えさせられます。

    投稿日:2011/10/09

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  • 現実社会

    題名からは想像つかないほど、現実の人間の心の醜さみたいなのが、書かれていて、子供も「木がかわいそう」って言ってました。それだけじゃなく、いたわりや、老いについても書かれてあり、とっても考えさせられました。

    投稿日:2011/09/02

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  • 懐かしいと

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    1〜2歳児の親子のお話会で、原作と、村上さんの訳と3冊を紹介してみました
    すると担当の保育士さんが中学生のころ読んでいたもので大変懐かしがってました
    「たろう、はなこ」と刻まれた文字にも逆に印象が強かったようです
    ただタイトルは。原作通り「与える木」でも良かったんじゃないかなぁと思いましたが・・・
    お話が進むにつれて「少年」が年を重ねて老いていきます
    自然の成り行きですが、呼び名が「おとこ」と変わってしまうことに違和感を感じました

    投稿日:2010/10/04

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  • 心の支え

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    森の中の一本の大きな木と、ある男の子との関わり・・・
    男の子の成長と共に、その関わり方はどんどん変化してくる。
    自分の都合で関わっている男の子の様子に、少し不愉快な気持ちになったりしたが、木は、どんな時も、男の子のためにしようとする。どんな時であっても、心の支えになってくれるものがあるということは、幸せなことだと思った。

    投稿日:2010/08/12

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  • 私にはちょっと…

    大人向けで評価も高かったので読んでみましたが、私には、ちょっと心の置きどころに悩む作品でした。
    自分のすべてを惜しみなく与える木には、これは無償の愛なの?と疑問を感じ、愛されていることを知り、次々と要求するぼうや(人間)の傲慢さが気にかかり、木と人間、どちらに目(心)を向けたらいいのかわかりませんでした。
    読み終え、2人の関係は神と人間(?)と考えて少し納得しました。
    私はあまり共感できませんでしたが、一読の価値はある作品だと思います。

    投稿日:2009/06/05

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  • わたしのおおきな木

    男の人は、いつも木に求めるだけです。もらってばかりの男の人が、さみしく見えました。
    木の犠牲心を美しいと感じるより、感謝の気持ちを持てない人間のみじめさを感じました。

    きっと、私のまわりにも「おおきな木」がいっぱいあるのに自分で気がついていないんだろうなと、はっとしました。
    「私のおおきな木」に感謝できるようになりたいと思いました。

    投稿日:2008/02/18

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