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マイク・マリガンとスチーム・ショベル自信を持っておすすめしたい みんなの声

マイク・マリガンとスチーム・ショベル 作・絵:バージニア・リー・バートン
訳:石井 桃子
出版社:童話館出版
税込価格:\1,650
発行日:1995年
ISBN:9784924938298
評価スコア 4.78
評価ランキング 540
みんなの声 総数 22
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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19件見つかりました

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  • ボイラーになっちゃった(笑)

    3歳半の息子に図書館で借りました。
    私が「ちいさいおうち」が大好きだったのと、
    息子が乗り物好きなので。

    これもちょっと懐古のストーリー。
    スチームショベルとは、石炭で動くショベルカーのこと。
    昔はそんなショベルカーもあっただなんて初めて知りました。
    街では、電気ショベル、ガソリンショベル、ディーゼルショベルが
    どんどん発明され、導入された時期の話みたい。
    スチームショベルの仕事がどんどん減って、
    市役所の地下室の穴を一日で掘ると約束してしまって…

    やはり絵がすてき。これは色彩が豊かですね。
    みんながスチームショベルを応援するところもいいです。
    繰り返しで、子どもは喜ぶと思います。
    また、最後にショベルが市役所の地下のボイラーになってしまうのも
    ちょっと笑えました。

    息子も面白かったようです。
    この本、欲しいなあ。

    投稿日:2014/09/12

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  • 幸せな晩年

    「ちいさいおうち」などで有名なバージニア・リー・バートンさんの本です。
    この方の絵本、他の本もそうなんですけど、時代の移り変わりや流行、技術進歩によって古臭く思われてしまうようなモノたちについて、モノの価値っていうのはそういうところにあるんじゃないんだよということをしっかり語ってくれるんです。

    この絵本は、主人公が、なんと蒸気機関車みたいに「石炭」で動くパワーショベルなんです。
    皆に時代遅れと馬鹿にされようと、とってもよく働くショベルと運転士。
    この2人(?)の友情とその勤勉な働きぶりに感動です。
    そして働き者のショベルは、最後に、文字通り形を変えての幸せな晩年が待っていました!

    ちょっと文章が長いけど、4歳の息子も楽しんで読んでいました。

    投稿日:2008/10/16

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    1
  • スチーム・ショベルを応援してました!

    マイク・マリガンがこよなく愛するスチーム・ショベルのメアリ・アン

    が、日が沈む前に一日で穴を掘ってしまうのを、絵本を読みなが

    ら、応援してました。新しいショベルの登場で、活躍する場所を

    失ってしまうメアリ・アンに同情いてしまう私ですが、最後まで

    多くの人々に応援されて、また居場所がご主人様のマイク・マリガ

    ンと一緒に活躍しながら過ごせるのが、読んでいても自分のこと

    のように嬉しくなりました。周りの人々に支えられて、とても幸せ

    なハッピーエンドでよかったです!私もまだまだがんばらなくて

    はと、勇気をもらえました。

    投稿日:2019/07/06

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  • ものを大切にする

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、男の子3歳

    読んでいると、6歳児が
    「これ、読んでもらったことがある」
    私もタイトルでは読んだ記憶がなかったのですが、
    読んでいると以前1回読んだことがあると思い出しました。
    なんとなく聞いているようで、
    子どもの記憶力ってすごいですね。

    時代の変化でどんどん新しいものができてきますが、
    ものを大切にするっていう気持ち、
    忘れないようにしたいです。

    また観客がいるとがんばれるっていうのも
    わかるような気がします。
    子どもたちの頑張りもうるさく口を挟まず
    見守っていきたいです。

    投稿日:2019/06/29

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  • 大好きな絵本です

    『ちいさいおうち』や『いたずらきかんしゃちゅうちゅう』など、ヴァージニア・リー・バートンにはたくさんの有名な絵本がありますが、私はこの絵本が一番好きです。
    メアリ・アンと名づけられたスチームシャベルと、その運転士マイク・マリガンが活躍するおはなし。注目されればされるほど頑張れる2人は、「100にんのにんげんが1しゅうかんかかって、やっとほれるくらいのあなを 1にちでほって」しまいます。たくさんの見物人に自分が混じって応援しているような気分になります。
    はじめの方の繰り返しも楽しいし、最後の思わぬハプニングにもドキドキ。少し長めのお話ですが、小さい子でも最後まで飽きずに楽しめると思います。

    投稿日:2013/12/02

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  • 古いものに対するやさしさ

    乗り物が主人公のお話で、「ちいさいおうち」と同じく時代の移り変わりを題材に描いています。文章はしっかりと読み応えがあり、長いですが、どうなるのだろうとハラハラドキドキと読み進んでいく楽しさで物語に入り込めます。意外な結末も楽しかった。決して教訓じみていない、古いもの対するやさしさに心を打たれます。
    あたたかみのある、素敵な絵も一層心を打ちます。
    乗り物が好きな子も、そうでない子も楽しめると思います。

    投稿日:2011/12/14

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  • もっと多くの人に読んで欲しい作品

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    大好きなバージニア・リー・バートンのこの作品は、ずっと読みたいと思っていた作品です。
    バージニア・リー・バートンの第1作は、1937年の「いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう」で、長男アーリスのために描いたもの。
    「マイク・マリガンとスチーム・ショベル」は1939年作の第2作で、次男のマイケルのために描いたもの。
    この背景を聞いただけで、身震いしてしまいます。
    1作目はモノクロだったのですが、この作品は、カラーで「ちいさいおうち」を彷彿させる色づかいとなっています。

    物語は、マイク・マリガンが、相棒のスチーム・ショベルのメアリ・アンをとても自慢に思っているというシーンから始まります。
    ここに、「メアリは、100人の人間が1週間かかって掘るくらい、1日で掘ってしまうと、マイクは威張っていました」とあるのですが、これが最後までの伏線となっていて、その構成は巧みとしか言いようがありません。

    次頁からは、マイクとメアリの大活躍の話が続くのですが、転機がやってきます。
    時代の流れとともに、新式のガソリン・ショベル、電気ショベル、ディーゼル・ショベルが登場し、メアリの仕事がなくなってしまうのです。
    時代の流れの描写は、バートンの真骨頂。
    古きものが淘汰されていくのは、どうしようもないことなのか?と思わざるを得ず、一瞬寂しい気持ちになってしまいます。

    それからのエンディングまでの話は、ワクワク感が一杯で一気に読まれることでしょう。
    設定の妙と言ったら良いのか、実に素晴らしいハッピーエンド、それを導いたのが、小さな男の子というのも洒落ていて、非の打ち所のない作品です。

    文章量は多いのですが、読み聞かせして、飽きる子供は殆どいないと断言できる絵本です。
    こんなに素晴らしい作品を、お母さんから貰ったとしたら、子供はどんなに喜ぶのだろうかと思わずにいられません。

    是非、読み聞かせして欲しい作品です。

    投稿日:2010/10/30

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  • 古き物への愛着心

    バートンさんは時代の移り変わりを描くことと、列車をはじめとする働く乗り物を描くことがとても素晴らしい作家です。
    それらに愛着心があるからこそこのようなお話が書けるのでしょう。
    まだまだ元気いっぱいのスチーム・ショベルのメアリ・アン。
    時代とともに、ガソリン・ショベルや電気・ショベル、ディーゼル・ショベルにとって代わられた働き場所を探して田舎のポッパビルにやってきました。
    市役所の地下室を1日で掘るという大活躍と、それからのメアリ・アンの働き場所。
    バートンさんの思いやりのこもった、わくわく楽しい絵本です。

    投稿日:2010/08/27

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  • はらはらどきどきしました

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子11歳、男の子7歳

    働く車が出てくる本は、息子があまり車に興味を示さなかったせいか、これまで読んできませんでした。なので、この絵本を読むと、働く車が大活躍することによる喜びなどが新鮮に感じられ、もっと読みたいなあと思ったしだいです。
    スチームショベルっていうのがあるんですね。蒸気機関車がディーゼルや電気にとってかわられたように、スチームショベルにもディーゼルや電気、ガソリンなどのショベルができたことで向かい風が吹きます。
    いくら旧式でも、みんなに注目されればそれだけがんばれる!っていうところがすごかったです。どうなることかと、はらはらどきどきさせられた場面もありましたが、がんばったかいがあってよかったねえ!という結末に安心しました。
    読み終わりは気分爽快、いっぱい元気をもらえました。

    投稿日:2010/04/28

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  • 第二の人生

     バートンの作品は、「きかんしゃ」でも「スチーム・ショベル」でも、人間と同じ仲間、あるいは、子どもたちのヒーローのように、表情も感情も豊かに描かれているところに共感がもてますね。読んでいるうちに、自然と力が入ってきて、いっしょに応援したくなってしまいます。

     娘も、スチーム・ショベルのメアリ・アンが一生懸命穴を掘っているシーンでは、いっしょになって、本のセリフ通り、“Faster faster faster!”(もっともっと早く、早く)と、両手を使って、わっせわっせと穴を掘る真似をしています。そして、新式のショベルに仕事を奪われてしまう場面では、本当にメアリ・アンの気持ちになって、しょんぼり。古くなった他のスチーム・ショベルたちがごみの山に捨てられ、錆びつき、壊れてしまった絵を見ても、同じようにとても悲しんでいます。

     なので、新しい市役所建設のための大仕事を得たときには、本当に、がんばれ、がんばれの手に汗握る大声援で、メアリ・アンと一体になって(!)穴掘りをしていました。

     でも、メアリ・アンが地下室のボイラーとして働くことになったエンディングに対しては、(胴体がボイラーに変わり、スチームの煙突が壁に接続された絵を見て)「えっ、壁につながっちゃったの? もう動けないの? じゃあ、穴掘りは?」と、ちょっぴりさみしくなってしまった様子。市役所建設前に、掘った穴の中にいるメアリ・アンのところに、町の人たちがはしごを使って下りてきたページに戻って、「メアリー・アンも、はしごから上っていけばいいのに。」と言っていました。

    娘には、メアリ・アンがスチーム・ショベルとして元気に穴を掘る姿が1番輝いて見え、これからもずっと見続けたいと思ったのですね。まだまだ成長盛りの子どもには、「第二の人生」は想像がつかないかな?

    投稿日:2009/08/02

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