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東へ東へ飛んでいくと、世界の果てに戦争のない平和な国があるのだそうです。 黒いからすは東へ東へと飛び続けました。 戦争のある西の国というのはどこでしょう。 いっこうに収まらない世界情勢に照らして、いろいろな国を想像しました。 多くの人が命を命を失っています。 逃げ惑う家族がいます。 中でも、描かれる子どもたちにとって平和とは何なのでしょう。 戦争しか知らない子どもがいます。 平和を祈る子どもたちがいます。 早く、平和の国にたどり着いて、白いからすになって平和を持ち帰りたい。 からすのクロウが海を越え、たどり着いた国は日本だったのでしょうか。 クロウは、辿り着いた国でがっかりしてしまいました。 黒いからすを受け入れる国ではなかったからです。 白いからすとはハトの事でしょう。 それでも、国をあげて平和のために行動できる国ではなかったような気がします。 現実と理想に照らして、考えることの多い絵本のようにおもいました。 平和は絵にかいた餅ではいけないですね。 そんなことを考えながら、国会放送を聞いている私です。
投稿日:2024/03/27
戦争のない世界=平和な世界を象徴するものとして白いからすという表現が使われているのかなと思いながら読みました。私達の国は戦争のない平和な国ですが、からすの目を通して見た世界はこんなにも恐怖や不安で満ちている。
投稿日:2017/05/15
全ての子どもに夢を持つ権利があります この一文はこの絵本の一番最後のページに書かれてあります。 でも、その夢を持つ権利を大人の勝手で奪われてしまう事もある悲しい現実があります。 戦争はたくさんの命を奪い、家族を奪い、笑顔を奪っていきます。本当になんの意味も持ちません。 そんな戦争をテーマにいっぴきの黒いカラスのクロウが砂漠の向こうの光に何か未来を感じ飛び立ちます。 でもそこには明るい未来ではなく哀しい現実がたくさんありました。 戦争のせいで哀しみにくれているたくさんの人の姿を目にします。 学校に行きたくても行けない。肩を寄せ合って平和を願う親子の姿。 山の向こうに平和があることを信じる人間。 クロウもしろいからすを求めて・・・ クロウが教えてくれたことは私たちに様々なことを教えてくれます。クロウ自身がきっと白いカラスだったのでしょう。 私たちは平和をもっとかんがえなければいけません。 日頃、忘れかけている平和について改めて考える機会をもらいました。
投稿日:2016/12/04
クロウのまなざしは、どこへ行っても子どもたちに向けられています。 どこへ行っても子どもたちに笑顔がないのです。 平和を運ぶ白いカラスを捜しに飛び回るクロウの真摯な気持ち。 黒いカラスたちに、「白いカラスだって平和を運ぶことはできない。戦争をやめることなど愚かな生き物に、できるわけがない」と言われても人間の子どもを信じたクロウの言葉が、読んでいて響きました。 人間の大人には期待できないけれども、惨劇を経験している子どもたちならば、この先に平和をもたらしてくれると願ったのでしょう。 クロウの最後に、尊い願いの結晶の姿を見たような気がします。
投稿日:2015/11/29
西の砂漠に住むからすのクロウが砂漠の向こうには何があるのだろうと旅に出ます。 その途中で出会う戦争の中にいる多くの子供達。 平和を運んでくれるという白いからすを信じる子供達。 今現在もこんな気持ちでいる子供達が世界のどこかにいると思うと,悲しくただただ平和を願わずにはいられなかったです。 小学生くらいの子供にもぜひ読んでほしい絵本です。 戦争を知らない私達だからこそ,戦争について考えていき平和を守っていかなければなりませんね。 平和について考えさせられました。
投稿日:2014/09/22
戦争というテーマが、 ふくよかな色彩とのびのびとしたイラストで描かれています。 主人公がカラスなので、読みやすかったです。 絶対に忘れてはいけないけれど、 深く考えるとどうしても苦しくなってしまう「戦争」のこと。 現代を生きている子どもたちには、 ピンとこないかもしれませんが この絵本を読めば、ダイレクトに心に伝わるような気がします。 大人も子どもも、受け止めなくてはいけない「戦争」のこと。 絵本を通して、一緒に考えることが出来れば・・・と思いました。
投稿日:2013/12/28
全頁試し読みで読ませていただきました。 表紙の絵とは対照的にとてもメッセージ性の強い作品でした。 白いカラスを求めてさまよう黒いカラスのクロウのお話。 そこには、日本で平和に暮らす私たちには想像もつかないような戦争・扮装中の国の姿がありました。 白いカラスは平和の象徴なのでしょうね。 悲しいお話でしたが、読み終わって今現在の社会農場性について考えさせられ 平和の大切さを改めて感じさせられる良い作品だったと思います。 小学校高学年くらい以上の子たちにぜひ読んでほしい一冊です。
投稿日:2013/03/23
平和を願う黒いカラスのクロウを通じて戦争の悲惨さを伝えた絵本だと思いました。仲間とやっぱりいれば寂しくないのに、行く先々で平和を願う気持ちの人びとの気持ちから戦争の悲惨さが伝えられてよかったと思いました。
投稿日:2013/03/19
戦争・・・今も世界のどこかで武器を持っている兵士がいる。 からすのクロウは、旅の途中で戦争に苦しんでいる子供たちをたくさん見た。 世界のはてにいる、平和をはこぶ白いからすを探しに、どんどん旅をする。 白いからすとは、平和の象徴の白いはとをイメージした、平和を信じて平和を望むものにしか見えない鳥なのではないだろうか。 そして、平和をはこぶ白いからすがいると信じる人がどんどん多くなれば、平和は絵に描いた空想ではなく、現実のものとなるのかもしれない。
投稿日:2011/12/06
平和を求めるからすクロウの、長い旅を描いた作品です。 戦争と平和について、深く考えさせられます。 クロウのひたむきさ、熱心さに心打たれます。 大きな問題を解決するのは大変なことですが、まず一人一人の気持ちや努力が何より大切だということを教えられます。 真っ黒な姿から、とかく不気味がられることの多いからす。 そのからすの心の美しさを描いたこの絵本。 偏見の問題にも通じるような気がして、読後いろいろ考えてしまいました。
投稿日:2009/10/03
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