「ニワトリぐんだん」 みんなの声

表紙からインパクトがすごいです！
私は、幼い頃ににわとりにつつかれて以来、にわとりが怖くて苦手です。
なので、この軍団で襲ってくる様子は恐怖です！
そして、凶暴なニワトリが増えてしまった時に、大おやこ丼祭りに、からあげ祭りに、たまごやき祭りと食べまくる作戦にビックリ！
ニワトリを悪者扱いして、食べて退治してますが、
いつも美味しくいただいているので、感謝したいと思いました。
3日後のクリスマスには、フライドチキンにローストチキンと、たくさんのチキンがクリスマスのごちそうとして、テーブルに並ぶことになります。感謝して美味しくいただきたいと思います。

子供のころ、おじいちゃんがニワトリを10数羽飼っていました。世話をするおじいちゃんに付いて私もニワトリ小屋行くことが度々ありました。産んだ卵をもらって、エサをあげて世話は終了でしたが、メンドリは基本穏やかなのに比べて、オンドリはたまに向かってくることもあって、追いかけられて恐ろしかったのを覚えています。
ニワトリぐんだんを見て、あの時のオンドリみたいだなと思いました。

おじいちゃんのニワトリですが、卵を産まなくなったり年老いたりしたら、おじいちゃんが屠殺し、家族で食べました。
屠殺の様子はかなりショッキングでしたが、食べるということは、「いのちをいただく」ことなんだと実感しました。

この本では、「ごちそうさま」の言葉はあるけども、ニワトリぐんだんを食べることが、やっつけることのように私には見えてしまいました。
ニワトリに対する感謝の気持ちがもっとしっかり表現されていたらなと思いました。

飼ってたニワトリを食べた私としては、単純に面白い絵本としては読めませんでした。

おもしろい内容ですし、絵も印象的で私は好きなのですが、子どもたちはとてもこわがっていました・・・。
小さい子だとなかなか理解まで追いつかないかな。
小学生くらいだとギャグといいますか、冗談として楽しめる絵本だなと思いますが・・・。道徳的なものを求める方には向かない絵本かもしれません。

ニワトリVS人類・・・。
ニワトリの中にも、たしかに凶暴な子もいるので
その凶暴さはよく想像出来ました。
ラストは、突然問題が片付いてしまうのが
すこし惜しいような気がします。
和解できなかったのも、個人的には残念・・・。
物語を楽しむというよりも、迫力を楽しむ本かもしれません。

ニワトリぐんだんが攻めてきて
人類の危機が訪れる物語です。
結論から言うと好きではない。全く。

うちは親類が養鶏場を持っていたのもあって、
彼らをこんなにも敵視するような調子で描かれるのは心外です。
人類がお肉を食べさせてもらって
卵を食べさせてくれて、助かってるのに。
感謝どころか
人類は負けない、なんて。
勝ち負けで言う関係ではないはずなので。

個人的には問題のある作品だと思います。
お勧めしません。

個人的にはあまり好きではないです。
ちょっと、どぎつい感じで、にわとりさんに申し訳ないような気がして。私としては、絵も苦手な部類の絵です。

ただ、子どもは喜んでいました。というか、すごくうけてました。
戦隊モノが好きな男の子にはわくわくする内容かもしれません。

なので、個人の好みなんでしょうね。

前半は過激で怖くて、ちょっとついて行けない感じでした。
後半は、子どもたちの大好きな、しかも経済的で大助かりな、我家のお馴染みメニューが登場し、私自身はあらためてニワトリさんに感謝したいと思いました。
子どもが自分で読みたくて読んで、面白いならそれでもかまいませんが、読み聞かせしたり、人にお勧めすることはしないです。