おばけのことが大好きな息子にと選んだ一冊です。
古いお城の大広間で開かれたおばけの晩餐会。
出てくるおばけは、白いシーツを被ったような、
かわいらしい姿のおばけ達。
お友達を招待したおばけのアンリが、ご馳走でおもてなし。
これがまた、見ていても楽しいんです。
壁をすり抜けてご馳走が運ばれてきたり、
飲食したものの色に次々におばけ達が染まっていったり。
そして特別メニューを食べたら、なんと消えちゃった!
姿がないのに、浮かんでいるスプーンや運ばれていくお皿に、
息子は大笑い。「見せて、見せて!」とおばけ達が消えている
シーンを何度も何度も見返していました。
姿が消えたまま、晩餐会が終わってしまうのかと思いきや、
食後にあるものを飲んだら、また姿が出てくるんです。
そうきたか〜と息子と二人で笑ってしまいました。
おばけなのに、おびえてるシーンもあったりして、
いろいろと笑わせてくれます。
親子で楽しめる、楽しい1冊となりました。