やたら怖〜い絵の「恐怖!!なんとか〜」のような本が好きな子が多くて困っています。それもタイトルからして恐怖を煽り、こういう本ばかり読んでいると夜トイレに一人で行けるのかなとか、こころの教育に如何なものかなって思うほど。
それに引き替え、この『なかよしおばけシリーズ』は可愛くて、ユーモアたっぷりで、やはり大人気です。それに借りていく子ども達の借りるとき、返すときの顔が違うのです。ほっこりした顔なんです。
『おばけパーティ』も「おばけの色が変わるんだよ」って教えてくれたり・・・、「白に戻ったのは何を飲んだのでしょう?」とか・・・
そうなんです、おばけって白いシーツをかぶっているような格好が定番ですが、なるほどそうなんだと。私がくすっと笑ってしまったのは壁をとおり抜ける時。ちょっと不便なんですね、おばけって。
先日は、リアル怖い本をいつも借りていく子が「おばけのゆきだるま」を借りるので、声をかけると、「妹に読んであげる」とか。なるほど、ちゃんとその子なりに選書しているのですね。ほっとしました。
このシリーズ、ほとんど図書館にありますが、たしか『おばけのたんじょうパーティ』はないと思います。是非読みたいです。