モチモチの木」 みんなの声

モチモチの木 作:斎藤 隆介
絵:滝平 二郎
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1971年11月20日
ISBN:9784265909063
評価スコア 4.83
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みんなの声 総数 140
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140件見つかりました

  • 切り絵との出会い

    この絵本で、「切り絵」というものを知りました。モチモチの木に火が灯るページはとても綺麗で、幻想的です。切り絵なのであまり小さな子には怖がられてしまうかもしれませんが、素敵な絵本だと思います。

    投稿日:2006/04/16

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  • 古語…ちょっと勉強しようかな!

    私子供の頃豆太と同じく、同じものでも、昼に見るのと夜に見るのとでは、まったく怖さが異なるという現象によく遭遇しました。豆太の場合はモチモチの木。私は天井の木目とか。きっと多くの子に共感を得られるんじゃないかな。
    切り絵も怖さとやさしさを饒舌に表現していて、文章からは息遣いが聞こえます。カタカナや方言なども効果的に使用されていて臨場感たっぷり。味わい深い、和の絵本です。

    投稿日:2006/03/28

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  • まめたの見たモチモチの木

    まめたは、こわがりでおくびょうものだった。いつも夜中にじさまに、しょんべんにつれていっもらう。おしっこをたれてしまうからで、ある日じさまがおなかをおさえてたおれてしまった
    。あんなにおくびょうなまめたが、じさまを助けるために夜の山道を泣きながら走った走った、その勇気にお医者様がまめたをおんぶしてじさまの小屋まで来てくれた。その夜道でまめたはモチモチの木にひがついているのを見た。なんと美しいモチモチの木だったことでしょう。元気になったじさまは、「おまえは、山のかみさまのまつりをみたんだ」勇気のあるこどもだったからなといってくれた。おくびょうなまめたも勇気があるこどもになれたのだ。大好きなじさまを助けたいとおもったから。人間には弱いところと勇気と両方もっているんだね。

    投稿日:2006/03/25

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  • 理想の子育て

    • ゼミさん
    • 40代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子6歳

    子どもが成長してゆく過程には一緒に過ごしている人との信頼関係がもっとも左右されます。じさまが豆太を優しさの中
    、強さを芽生えさせるようなはぐくみをしてきたのだと思います。じさまのため走る豆太、毎日毎日おしっこについてきてくれるじさまとの強い絆があってこそだと思います。
    大切にされかわいがられ優しさに満ちたじさまとのくらしこそが豆太に勇気と強さを与えた・・・成長という。
    私達親もそんな子育てが出来たらいいですよね。
    モチモチの木は子どものころから心に残っている絵本ですが
    大人になって読んでみると受け止め方も変わりました。

    投稿日:2006/03/15

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  • 美しいお話

    本当に、ため息が出るような、美しいきり絵ですよね…
    モチモチの木に、ひがついた時の絵。
    幼心にも、きれいだなァ、と思ったことを、今も覚えています。

    おじいさんの、豆太への深い愛情が、読むものの心を動かします。
    豆太の、怖がりだけど、愛嬌のある性格には、心がなごみます。
    とにかく、一言では言い表せません。
    ユーモラスで、深くて、涙をさそい、深くうなずく。
    いろいろなものが重なり合って、モチモチの木に火がついたように、
    この絵本にも、いろいろな部分があるのです。

    とにかく言えるのは、美しいお話だということです。

    投稿日:2006/03/11

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  • 私が子供の頃両親に買ってもらった本です。文が昔の言葉を使っているので最初に読むときには子供に分かりやすい言葉にかえて読み聞かせました。そしたら2回目以降は本文のまま読んでも内容はしっかり分かったみたいです。 絵がとにかく迫力あります。子供の絵本には少ないと思うのですが絵に黒が多く使われています。そこがモチモチの木を引き立たせてます。だから迫力もありどこか寂しい部分もあって大人になっても忘れられない絵本です。

    投稿日:2006/03/10

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  • 挿絵がお話にピッタリ

    • 双子ママさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、女の子5歳、女の子0歳

    5歳の頃のお気に入り絵本です。
    弱虫の娘は、主人公に感情移入しすぎて、おじいさんが腹痛を起こすところで、いつも泣き出します。
    勇気を出しておじいさんを救った主人公なんだけど、おじいさんが元気になると、相変わらず弱虫に戻ってるっていうところが、共感するようです。

    投稿日:2006/02/27

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  • 優しい気持ちを伝えたい

    私の子どもの頃から家にあった絵本の一冊です。
    でも、表紙の絵がなんだか怖くて怖がりの私は開くことができませんでした。
    初めて自分で読んだのは高校生の時でした。なんとなく読んでみたくなり読みましたが、どんどん絵本に引き込まれていって、どうしてこんなにいい本を今まで読まなかったのだろうと思いました。
    豆太の優しい気持ちを娘やいろいろな人に伝えたい、私も勇気を持っていろいろな事に立ち向かっていきたいと思える絵本でした!

    投稿日:2006/02/22

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  • 最後には、食い入るように見ていました。

    • れんげKさん
    • 30代
    • ママ
    • 石川県
    • 男の子5歳、男の子5歳

    最初、今までにない絵の絵本だったせいか、私の背中に隠れるように見ていた子供たちでしたが、
    話が進むにつれて、少しずつ前へ出てきて、
    モチモチの木が光るときには、横に寄ってきて、絵をくいいるように見つめていました。

    こういう絵の絵本は、何故か怖いと言う先入観があるためか、なかなか最後まで読ませてくれないのに、ちょっと驚きでした。
    もう一回と言いながらも、何故かまた、私の背中に隠れてしまったのには笑ってしまいましたが・・・。

    私はと言えば、臆病だった豆太がじさまのために、怖いのも痛いのもかまわずに走っていくところを読みながら、
    しみじみと、「こういう子に育ってくれればうれしいなぁ・・・」と思いました。

    投稿日:2006/01/26

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  • やさしさと勇気

    峠の猟師小屋で、じさまと二人で暮らしている豆太。

    夜一人でトイレにも行けない豆太には、勇気のあるものだけが見ることができるという山の神の祭り(モチモチの木に火が灯る)は、見ることができないと、最初から諦めてしまう。

    ある夜、じさまが倒れて、思わず家を飛び出す豆太。
    お医者様を呼びに泣きながら山を駆けおります。
    そして、お医者様を連れて帰った豆太の前に、火の灯ったモチモチの木が・・・

     「自分で自分を弱虫だなんて思うな。
     人間優しささえあればやらなきゃならねえことは
     きっとやるもんだ」

    じさまの言葉は、子供に勇気を与えるだけでなく、大人にも優しい心を与えてくれました。

    投稿日:2006/01/25

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