三びきのこぶた イギリスの昔話」 みんなの声

三びきのこぶた イギリスの昔話 作:(イギリス昔話)
絵:ポール・ガルドン
訳:晴海 耕平
出版社:童話館出版
税込価格:\1,430
発行日:1994年
ISBN:9784924938236
評価スコア 4.55
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みんなの声 総数 30
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30件見つかりました

  • こんな話だったんだ!

    • きのぴいさん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 女の子5歳、男の子2歳

    私の知っている「3匹のこぶた」は、わらのおうちも、木のおうちも吹き飛ばされてしまうけれど、レンガのおうちに逃げて3匹とも助かるという話でした。

    けれど、この絵本のあらすじは、もっとシビア。
    2匹のこぶたは食べられてしまうし、レンガのおうちのこぶたも何度も知恵を絞ってようやく生き延びるといった話です。

    なんとなくハッピーエンドで終わってしまう絵本よりずっと素敵。
    現実的で、昔話はこうでなくちゃと思いました。

    この話がオリジナル?なんでしょうか。
    すっかり気に入ってしまい、何冊かある3匹のこぶたの絵本の中でもこの1冊を何度も読み聞かせしています。

    投稿日:2011/10/07

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  • ビックリ仰天

    「3びきのかわいいおおかみ」を読んで、気になり手にとりました。
    読んでみて、ビックリ仰天。
    自分の記憶の中の「こぶた」ではなかったのです。
    イギリスの昔話であるこの本では、ぶたの兄弟は順番におおかみに食べられてしまいます。
    最後のレンガの家では、ぶたがおおかみを食べてしまいます。
    しかも、そのあと幸せにくらしたそうな。

    息子はぶたが死なない話も、この話も知っていました。
    昔話はとても残酷な面があります。
    せめて、食べる場面が絵になっていないのが救い。
    幼い子には話ができない。
    それでソフトなお話が作られたのだろうか?

    「3びきのかわいいおおかみ」と一緒に読んでみてください。
    多分、現代の絵本では、これほど残酷な話は書けないのではないでしょうか。

    投稿日:2009/09/08

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  • 原作に近くて読みやすい

    • ぽにょさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子4歳

    『3びきのこぶた』に『7ひきのこやぎ』や『あかずきん』。
    どのお話も狼が悪者で、でも最後にはやっつけられちゃう誰もがよく知る童話。その分、子供への影響を考えてお話をちょっと手直ししちゃう絵本も多い。
    特に『3匹のこぶた』は、ブタも狼も食べられる事なく、悪い狼は退散して子豚たちは仲良く暮らしましたなんてお話がが多い。
    でも、できるだけ元のお話に近づけて読んであげたい親だっているんです。

    そんな方に特にお勧め。
    文章の言い回しも読みやすく聞きやすくなっているのと、可愛すぎない程度に可愛いぶたさんに、怖すぎない程度に凄みのある狼、色とりどりのお花が小さな子供を惹きつけてくれる挿絵が魅力です。

    こぶたが食べられて、狼は煮込まれちゃうなんてお話を子供に聞かせるなんて冗談じゃない!って思う方も、1度は手にとって読んでみて欲しい作品です。

    投稿日:2009/04/07

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  • 一番好き?

    娘が幼稚園の文庫から借りてきました。
    このお話はあまりにも有名で多数絵本として出版されていますね。
    中でもこの絵本のイラストは好きだなあと思いました。
    すごく素朴な色使いとラフなのに温かみを感じられるところがいいです。
    クローバーとてんとう虫を背景に描かれていたり
    花や草木の描写が多いので女の子好きするかなと思いました。
    結構残酷なお話の展開ですが
    その点が子どもにはサラっと流せるような気がしました。

    投稿日:2008/09/08

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  • これがオリジナル?

    • うららさん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 女の子6歳、女の子4歳

    図書館のお話しボランティアでこのお話しを聞き、今までのめでたしめでたしの3匹のこぶたではない、このお話しが新鮮だったようで長女がさっそく見つけてきました。

    貧乏で育てていけないから・・・と3匹のこぶたを世に出すことにした母さんぶた。
    出だしからリアルです。

    そして、藁のおうちを作ったこぶた、小枝のおうちを作ったこぶたはあっさりオオカミに食べられてしまうのです。

    3匹目のこぶたはオオカミと何度もわたりあいます。
    「6時に迎えにくるからね」というオオカミに対して早起きしてひとりで出掛けて帰ってきてしまうこぶた。
    長女には予想外の行動だったようで、とっても驚いていました。

    知恵で生き残る。

    昔話から学んだかな?

    「2匹のこぶたを食べたオオカミをこぶたがまた食べちゃうんだねぇ」
    読み終えてから、しみじみとつぶやいた長女。
    オリジナルのお話しはちょっと生々しいけど、昔話って実はこんな感じが多いのだと思います。

    投稿日:2008/08/18

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  • ポール・ガルトン!!

    この「さんびきのこぶた」は内容は福音館書店から出版されている「さんびきのこぶた」と内容や言いまわしはちょっと違いますが、ほぼ同じと言っていいと思います。

    でも、絵がポール・ガルトンさんが描かれていて、ちょっとふんわりとした印象で、小さなお子さんも思わず手にとってしまうような絵本だと思います。

    絵本の大きさも少し小さめです。

    色がきれいで、思わずひきこまれていってしまう絵本です。

    投稿日:2008/02/24

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  • 昔話たくさんよむぞ

    最近、昔話をこどもがあまり知らないことに気がついた。。
    だからというわけでもないが、定番のこぶたを読んでみたらみごとにはまった。
    幼稚園でも手遊びをやりはじめて、なおこぶたにはまった。
    こぶたはいろんな結末があるということですが、やっぱり定番を読ませたいと思います・

    投稿日:2007/12/23

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  • 知恵者の勝利?

    三匹のこぶたのお話は、いろいろな出版社からたくさん出ています。原作に忠実、とのことでこの本を選んでみました。
    意外にも、子供たちは「残酷」という印象は持たなかったようです。あらすじとしては、すっきりしているのかもしれません。(けっこう楽しそうに「食べてしまいましたー」と言ったりしていました。)むしろ祖母など大人の方が「なんか、ちょっと怖いわねえ。」と言っていました。

    投稿日:2007/12/20

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  • 絵がステキです

    • ももんがあさん
    • 20代
    • ママ
    • 秋田県
    • 女の子3歳、女の子0歳

    原作に忠実ということで選びました。
    福音館のも同じく原作に忠実ですが、絵がこちらの方が
    ステキだったので、こちらを選びました。
    繊細なタッチと柔らかな色遣いで、絵自体にはほのぼのと
    した感じがあります。

    話の内容は、原作に忠実な分、残虐な部分もあります。こればかりは賛否両論あると思いますが、「三びきのこぶた」の1冊として原作に触れるには素敵な絵本だと思います。
    三匹の家の他にもれんがの家のこぶたとのいろんなやりとりもあり、話の場面がどんどん変わりますが、3歳でも夢中で聞いていました。

    投稿日:2007/11/01

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  • 本物の3匹のこぶた

    三びきのこぶたって、有名なお話だけに、いろんな絵本が出ていて、読む本によってちょっとずつお話が違っている。
    どれがほんとなのかな?と思うことがよくわるけれど、この絵本は、イギリスの昔話をそのまま伝えているものらしいです。
    他の絵本で同じお話を何回か聞いたことのあった子供たちには、「え?」という場面もちらほら。
    まず最初に、子ぶたが家を出ていく場面。その理由は、お母さんが貧乏で子ぶたを育てることができなくなったから。
    実に、現実的です。子供たちは、「お母さん?貧乏になったら、家を出ていかないといけないの?」と真剣な顔でした。
    そして、オオカミはお兄さんブタを2匹とも食べてしまい、最後には、お兄さんぶたを食べてしまったオオカミを3番目の子ブタが食べてしまう。
    前読んだ絵本では、単に家を追い出されてしまっただけの子ブタが、食べられてしまうという展開は、驚きだったようです。
    娘は、
    「このお話、ちょっと間違ってるんじゃないの?お母さん?」
    と言っていましたが、妙に脚色したり、やんわりとごまかしてない分、迫力がありました。
    ポールガルトンの絵も、現実味があって、お話によくあっています。

    投稿日:2007/07/15

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