ももたろう」 みんなの声

ももたろう 作:松居 直
絵:赤羽 末吉
出版社:福音館書店
税込価格:\1,210
発行日:1965年02月
ISBN:9784834000399
評価スコア 4.8
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みんなの声 総数 107
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  • 古典はいいですね

    • ウィスターさん
    • 30代
    • パパ
    • 大阪府
    • 男の子3歳、男の子2歳

    そろそろ長男もストーリーがしっかり理解できるようになって来たので、古典作品も読んであげよう、と妻と相談して購入してきました。最近は、結末を現代風に変えたり、漫画っぽい絵にしたりとひねったものも多いようですが、なるべく私たちが読んだ頃に近い形の絵本を読ませてやりたい、と選んだのが本書でした。
    松居さんの文はおもしろい擬音語やリズミカルな繰り返しが多くてとても読みやすく、犬猿雉とのやりとりに出てくる「これをたべればじゅうにんりき」の決めぜりふは長男の大のお気に入りになりました。赤羽さんの絵も力があっていい絵だと思います。
    しかし、桃が流れてくるところは「どんぶらこ」の方がええやん、と思ってしまうあたり、幼少時の刷り込みは強力ですね。

    投稿日:2004/10/22

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  • 伝承の話は変化する。

    こういった伝承話は、時代によって変化していきます。
    多少違和感もありますが、私たち親世代もまた、変化した話をきいて
    育ったわけですから「正しい話はこれだ」という基準はないのでしょう。

    松井さんの「ももたろう」も一味違います。
    流れ着いた桃に刃物をあてる場面が描かれていないことや
    降参した鬼が桃太郎を送り届けてくれること、
    勝利した桃太郎が持ち帰るのは宝の山ではなく…など
    作者の思いがたくさん込められているのがわかります。

    当然、好き嫌いはあるでしょう。
    昔話や「名作」と言われ広く知られている童話を選ぶときは
    タイトルだけでなく、ぜひ一度読んでから選ぶことをお勧めします。

    投稿日:2004/01/20

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  • 語りの魅力

    • ムースさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子9歳、女の子4歳

     あまりにも有名で、空(そら)でも話せる人がたくさんのお話です。そんな中、この『ももたろう』の魅力は何といっても語り口調の「音」にあると思います。「つんぶく、かんぶく」「じゃく」…など、大人でも聞いていておもしろい。
     あと、娘を魅了したのは、大きな桃の存在、桃から赤ちゃん誕生の場面、赤ちゃんだったもも太郎があっという間に大きくなっていく場面と、鬼の存在。おばけや鬼って、子どもにとっては怖くて、不思議で、好奇心いっぱいになる存在のようです。それと、赤ちゃん(もも太郎)の存在は、やはり身近なようです。

    投稿日:2003/12/20

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  • 絵に力があります

    もうすぐ1歳の息子にはまだ早いと思っていたのに、自分で棚から抜いて熱心に見ています。
    そして必ず「あーっ!」と指さすのが、桃がじゃくっと割れて真っ赤な桃太郎が出てくるページ。
    絵に力がある絵本はそれだけで、内容がわからない子どもでもしっかり惹きつけるようです。

    投稿日:2003/04/19

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  • 桃から生まれた桃太郎!

    桃太郎の絵本はたくさんありますが、この絵本はその中でも優れた作品だと思います。読んでいて、桃が流れてくる音「つんぶく
    かんぶく」などいたるところに、リズム感とよい文章が並んでいて、読んでいてとてもきびきびした物語になります。桃から生まれた桃太郎は真っ赤でちょっとびっくりしましたが、大変勇ましい姿になります。最後、お姫様までもらって鬼ガ島から戻ってくるんですね〜めでたし、めでたし。

    投稿日:2003/01/23

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  • やっぱり元祖じゃなくちゃ。

    「ももたろう」は有名な作品なので沢山出回っています。
    だからこそ、絵が可愛いからとかとか分かり易い文章だからで選んではいけないと思いました。それで「桃太郎」の元祖とでも言うのでしょうか、原型に近いこの作品を読んであげることにしました。やっぱり大正解。「ももたろう」の歌をうたってあげながら、楽しく読んでやりました。絵は、ちょっとたくましくて昔っぽくて、年少の息子にはイマイチかななんて思いましたが、お話がしっかりしているので大丈夫でした。本家本元と自信持ってこちらが読めば、息子もついてきました。
    私は自信持って、この「ももたろう」をすすめます。

    投稿日:2002/11/19

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  • たくましい絵

    • たまっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子5歳、女の子2歳

    赤羽 末吉さんのたくましい絵の「ももたろう」です。ももたろうのお話は書く人、絵を描く人が違うとでこんなにも雰囲気がわかるものなんだ、と思いました。ももの流れてくる音も「つんぶく かんぶく」。ももが割れる音も「じゃくっ」とかわった音であらわしてあります。海もおにがしまへ出かけるときは灰色で、おにを退治して帰るときの海は青く穏やかです。ここからその場の雰囲気が伝わってきます。

    投稿日:2002/07/02

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