くいしんぼうのあおむしくん」 みんなの声

くいしんぼうのあおむしくん 作:槙 ひろし
絵:前川 欣三
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:2000年09月
ISBN:9784834017021
評価スコア 4.26
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みんなの声 総数 76
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76件見つかりました

  • 個人的に好きで☆.

    個人的に好きで子供たちにも読み聞かせてあげました*^-^
    0歳〜6歳までの混合保育ですので、小さいお友達には長いかな?と不安でしたが・・・それが・・・
    小さいお友達は”あおむしさがし”
    大きいお友達は”内容”で意外にもウケました☆

    裏面のあおむしくんが星を食べてるシーンは特に大ウケ≧▽≦
    ここもあおむしくんのお腹の中なんだよぉ〜!って言うと、信じてない様子でしたが(笑)目はすごくキラキラしてて、子供たちのお気に入りの一冊になりました☆

    投稿日:2008/09/03

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  • 深く考えずに読むべき?

    久々に感想の難しい絵本に出会いました!「やっぱりおおかみ」以来でしょうか?深く考えずに読むのがいいのか、その深さを楽しむべきなのか?、考えれば考えるほど、悩んでしまいそうな本です。娘には、「残酷」と映ったようで、パパやママや、町も村もすべて食べつくしてしまうあおむしくんに対し、「悲しいお話はいやだ」と言い、結末もよく理解できなかったのか、「それで何?」と、繰り返し聞いてきました。娘にとっては、ちょっと消化不良気味の終わり方だったのかもしれませんね。

    投稿日:2008/08/30

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  • 哲学的ですね。

    • シーアさん
    • 20代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子2歳

    ある日、まさおのぼうしを食べていたのは、
    「くいしんぼうのあおむしくん」
    これが本当にくいしんぼうで、帽子だけじゃなく、
    まさおのパパやママ、町や工場、山などなど・・・なんでも食べて、どんどん大きくなっていきます。
    最後にはまさおひとりになってしまって、とうとうまさおも・・・

    ところが!
    あおむしくんのお腹の中に、
    まさおのうちやパパとママ、町もそっくりそのままあったのです!
    あおむしくんは何者?
    宇宙?
    ていうことは・・・私たちが今暮らしているこの世界も、
    もしかしたらあおむしくんのお腹の中なのかも??
    私や息子が見上げている空は、あおむしくんのお腹の色なのかも?

    なんだか哲学的ですね。

    読み手があまり感情移入しすぎて、
    「ず〜んずん、ど〜んどん、おお〜きくなったのです!」
    なんて大げさに読むと、子どもは怖がってしまうから、
    あえて淡々と読むくらいがちょうどいい絵本だと思います。
    それをどう感じて、どうとらえるかは子ども本人に任せて・・・。

    うちの子は「すごいねぇ。たべちゃったねぇ」とか、
    「あ、ママおった〜」とか、単純に楽しんでいますよ。
    子どもに読んであげていると、
    想像を超えるくらいの急展開するお話に、
    ぐいぐいひきつけられている様子が、
    背中から伝わってくるのです。
    好き嫌いの分かれるお話かもしれませんが、
    息子自身も好きみたいで、毎晩リクエストされます。
    「あおむし」といえばエリック・カールだったのが、
    今ではこちらのあおむしくんになりました(笑)

    投稿日:2008/08/22

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  • あっぱれ!!

    何でも食べてしまうあおむしくんのお話です。

    最初はゴミだけだったあおむしくんですが、家や町、国などを食べてしまいます。
    あまりの食いしん坊さに爽快感さえ感じてしまいました(笑)

    風景に描かれている街並みの色使いが落ち着いた色合いなので、あおむしくんの存在がとても大きく見えます。
    細かい部分まで丁寧に描かれているので、じっくりと楽しむ事ができると思いました。

    見応え&食べ応え(!?)のあるオススメの一冊です☆

    投稿日:2008/06/25

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  • どんどん食べる!

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子14歳、男の子12歳

    穏やかな題名なのですが、なかなかシュールで衝撃的なおはなしです。
    まさおの帽子でふと見つけたあおむし。
    空と同じ色のあおむし。
    くいしんぼう、という自己紹介のとおり、食べる、食べる・・・。
    何でもかんでも、ついには地球上の物全て!?
    まさおの困惑がこちらまで伝わってきて、ドキドキ、スリリング・・・。
    そして、意外な結末。
    幼児向けにしてはかなりシュールで、子ども達は素直に楽しく受け止めてくれるでしょうが、
    大人の方は、これは環境問題か?などと、哲学してしまいそうです。
    でも、これはものすごい想像力ですね。
    ちょっと圧倒されてしまいました。

    投稿日:2008/06/07

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  • ドキドキ!最後はどうなるの?

    • バオバブさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子10歳、男の子7歳、女の子5歳、女の子1歳

     まさおくんのぼうしについていたくいしんぼうのあおむしくん。お腹がすくと我を忘れて食べ始め、山も町もまさおくんのパパやママまで食べちゃった。
    「ごめんね。まさおくん。ぼくがいけないんだ。ぼく、まさおくんとともだちになれてうれしかった。でもぼく…まさおくんもたべてしまったほうがよかったんだ。」
    とまさおくんまで食べちゃいます。
    あ〜どうなるの〜と最後までドキドキしながら読みました。
    既に読んだことのある兄たちも、またドキドキしながらお話を聞いていました。

    投稿日:2008/05/20

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  • 絵本の世界観

    読後感がすごく重かったので、これは子供向けなんだろうかと思案した一冊です。
    表紙を見るなりだんなは「これ知ってるわ」と言い、
    私の読み聞かせをいっしょに聞いていました。
    読み終えて「うん、そんな話だった覚えてるもんだね」とニコニコ顔。
    対する私は「・・・これってハッピーエンドなん?」と聞くくらい、
    なんとも深く考えさせられる内容でした。
    だんなは「・・・さぁ、あんまり考えたことなかったなぁ」と言い、
    「たくさん食べてくのが楽しかったから・・・」との感想。
    私にはあおむしが、人間のいろんなわがままを全て引き受けていく地球に見えました。
    まさおのように残された我々は、残されたことが幸せなんでしょうか・・・。
    この絵本の中の、独特の世界観は、読んで見なければわからないと思います。一読あれ。

    投稿日:2008/05/14

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  • こわすぎです。

    これこそナンセンスなんではないかと驚きの内容。
    最後どうなるのかハラハラしてしまいました。
    人を町を飲み込み、一番の友達まで食べてしまう。
    くいしんぼうもそこまできたら、恐怖です。
    ぜひこのスリルを味わって見てください。
    こわいですけど、意外とラストは平和です。
    楽しいといえば楽しいし、どちらかというとすきなんだけど、なにか心に引っかかるので星を少なめにしました。

    投稿日:2008/01/16

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  • なんでも食べてしまう…

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子8歳、男の子4歳

    ふしぎなお話でした。でも、何度も読みたくなる本なんです。

    あおむしくんといいますが、本当に青い虫。食べ物だけではなく、人やもの、町、地上のもの何でも食べてしまうなんて、想像つきませんね。その想像を試されているような気分になりました。

    子どもも大人も、あおむしくんの存在に不思議さと恐怖感を抱くかもしれませんが、あおむしくんの食後にのこる「無」という状態を、体験できます。現実には考えられないことを考えさせてもらったというか…うまく書けなくてごめんなさい。これも、ナンセンスの世界なんですね。

    子どもが大人になって、自分の子どもに読み聞かせてあげるといいんじゃないかな、と思う本の一つです。

    投稿日:2007/12/05

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  • ストーリーとしては、とても良くできたお話だと思いますが、ちょっと残酷な気がしました。最後まで読めばハッピーエンドなのですが、途中までは悲しい気分になってしまいました。
    小さい子には、理解しずらいのでは。

    投稿日:2007/10/06

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