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移動するものたち

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おっと合点承知之助」 みんなの声

おっと合点承知之助 作:齋藤 孝
絵:つちだ のぶこ
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,485
発行日:2003年01月
ISBN:9784593560455
評価スコア 4.71
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みんなの声 総数 84
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84件見つかりました

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  • 自然と笑顔がこぼれる

    子供が年中さんだった頃、
    保育園より帰宅すると何か言葉遣いが
    違うようになってきていました。
    頼みごとをすると「おっと合点承知の助!」、
    「おはようごんざえもん」、「その手は桑名の焼き蛤」…。 
    使っている様子を観察すると、ちゃあんと意味が分かって
    これらの言葉を使っている様子。

    訳を聞いてみると保育園の先生が
    この「おっと合点承知の助」を持ってきて
    毎日読んで下さるとのこと。
    子供達は、この本が大好きで、事あるごとに
    読んで読んでとせがんでいたようです。

    そんな様子を知ってか?その冬のお楽しみ会は
    「忍者」になる事になりました。
    (おじいちゃんが実は忍者だったくだりがあるのです。)

    赤忍者、青忍者etcとグループを作り、
    それぞれ与えられたミッションを達成すると
    巻物を最後に貰えます。その巻物に免許皆伝として秘密の合言葉が、
    この本の言葉達。
    合言葉が「し〜らんぺったんゴリラ」そこで観客がドッと爆笑。

    子供たちにとって日頃聞かない面白い言葉に受け取られるようですが、私にとっては消えては淋しいとても懐かしい言葉達。
    聞いているだけで楽しくなるこれらの愛らしい言葉達、
    これからも大切にしていって欲しいです。

    投稿日:2011/08/23

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    4
  • 率先して使おう!

     アメリカで生まれ育った娘には、日本語だけでなく、日本の文化や歴史を知るきっかけにもなる絵本を読んであげたいと思い、できるだけ幅広く、多くの昔話や四季の行事を描いた本を折に触れて読んできましたが、そんな中でも、この絵本は、ちょっと異色! 

     大好きなつちだのぶこさんの面白おかしい絵にもかかわらず、ひたすら???の顔で、ぽかーんとしたまま聞いている娘。私1人が変にハイテンションな雰囲気・・・。どうやら日本語独自の「付け足し言葉」のおもしろさがまったく理解できないようです。 

     この温度差をどうやって埋めよう、と思っていたとき、突然、「しーらんペッタンゴリラ」で空気が一変!  
    「あっ、これって、いつもJが使ってる言葉だよね〜!」と言うと、娘は大にこにこで、あ〜、そういうことだったんだぁ、とでも納得するように、急にこの絵本のおもしろさに目覚めたのでした。 
    そう、そういう言葉遊びだったのよっ、これは!

     意味はわからなくても、使い始めると、ほんとに楽しくなりますよね。
    でも、齋藤さんのあとがきによると、付け足し言葉は急速に廃れてきてしまい、今や消え去ろうとしているのだそうです。
    私も率先して、子どもといっしょにいっぱい使ってみようかな?!

    投稿日:2011/05/12

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    3
  • ストーリーにもなっている

    つけたし言葉が単に羅列されているだけではなくて、ストーリーにもなっているのが楽しい絵本です。

    この感じ何かに似ていると思ったら瑞雲舎の『はやくちこぶた』でした。

    息子に読み聞かせをしていると、「あっ!この言葉は知ってる」「これは知らない」と目を輝かせて見ていました。

    言葉遊びが大好きなので、この絵本も気に入った模様です。

    息子が気になっていたのは、子どもたちと共にお団子のつまみぐいをしてしまうお茶目なおじいちゃんのことです。

    おじいちゃんの驚きの変身ぶりも見どころの一つかも。

    裏表紙までストーリーが続いているので、お見逃しなく。

    子どもたちの前で読み聞かせをしてみても楽しそうな絵本だなあと思いました。

    投稿日:2011/08/21

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    2
  • 付け足し言葉は楽しくなるスイッチ♪

    • ランタナさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子5歳

    おっと合点承知之助などの言葉は
    「言葉の勢いが止まらずに、シャレで言葉を付け足した『付け足し言葉』」というそうです。
    そんな付け足し言葉を絡めて、おじいちゃんと子ども達の忍者遊びのワクワクが生き生きと描かれたこの絵本。
    つちだのぶこさんの絵が親しみやすくて、ぴったりです。

    付け足し言葉だけ見ると、「おはようごん左衛門」とか「恐れ入りやの鬼子母神」とか、結構難しい昔の言葉を使っているのだけど、
    お茶目なおじいちゃんのおかげで、
    よくわからないけど面白いし、言ってみると語呂がいい感じ!というノリで子どもも真似して言っていました。

    息子は「しーらんぺったんごーりーら」が大好き。
    注意したとき満面の笑みで言われると
    「嬉しそうになーに言ってんだか」と、ちょっと緩むんです。
    付け足し言葉って楽しくなるスイッチみたい。
    もちろん「おっと合点承知の助」の方が嬉しいですけどね。

    投稿日:2011/08/21

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    2
  • 家族で口癖になるほどハマりました

    この本を読んだのは息子が10歳の時。
    小学校の読み聞かせでも、みんなで声を出したら大うけした絵本です。
    意味は知らなくても(あまり意味はないかもしれないけれど)どこか聞きなれた言葉と、聞いたことなくても口に出してみるとビシッと決まるリズム感。
    言葉遊びの楽しさをこれほど表現している絵本も珍しいと思いました。
    齋藤孝さんの乗りに乗った声に出す路線の大ヒット作だと認めます。
    登場人物のキャラクターもさりながら、おじいさんの大活躍で年寄の存在感も見事に伝えてくれました。
    我が家で読み聞かせした後、しばらく親子して口癖のように連呼しておりました。

    投稿日:2011/09/01

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    1
  • 伝えたい日本語

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    齊藤孝さんと言えば
    『声に出して読みたい日本語』『三色ボールペンで読む日本語』『読書力』『会議革命』『質問力』『齋藤孝の「ガツンと一発」シリーズ』『原稿用紙10枚を書く力』『人を10分ひきつける話す力』等 沢山の書籍を読んだことがあります。

    読書論から果ては、小学生の勉強法に至るまで広いジャンルを網羅し、固定ファンも多い作家です。

    この絵本は、付け足し言葉の紹介です。
    あとがきに解説がありました。

    「付け足し言葉は、人に向かって調子よく使う言葉です。
    相手との言葉のやり取りにつける、いわば潤滑油のような働きがあります。
    たとえば、縁台で将棋を指しながら、相手と将棋だけでなく、言葉のやりとりも付け足し言葉で楽しむわけです。
    付け足し言葉の多くはまったく根拠がないというものだけでなく、何かのシャレになっていたり、古典の引用になっていたりするものもあります。」

    全部で15の付け足し言葉の紹介がありましたが、私が小学校の頃に良く使ったものに
    「結構毛だらけ猫灰だらけ」
    「驚き桃の木山椒の木」
    なんかがあります。
    今では廃れてしまっており、時代とともに盛衰もあるのだと思います。
    「しーらんペッタンゴリラ」なんていうのは、今の時代のもの。

    この言葉の持つ響きは、日本語の素晴らしさを良く表現しているもの。
    核家族化が、こうした文化の伝承を無くしている側面もあり、こうした絵本の存在は極めて貴重だと思います。

    きっと、子供には、この付け足し言葉の楽しさが分かるはず。
    伝える機会を提供してくれた齊藤孝さんの志を受けとめ、是非、多くの人に読み聞かせして欲しい作品です。

    投稿日:2011/08/23

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    1
  • さすがです

    • みきけいさん
    • 40代
    • せんせい
    • 大阪府
    • 男の子15歳、男の子13歳、男の子7歳

    さすが斉藤孝先生!という感じの、声に出して読みたい日本語ワールドです。

    言葉遊び絵本なので、大勢に読んであげるのは少し難しいかもしれませんが、1対1だと、子どもがどんどん先に進みたくなるようなテンポで展開していきます。

    私が読むより前に息子が一人で読んでいたのですが、「にほんごであそぼ」が大好きな息子が一言、「おっとがってんしょうちのすけって、忍者やってんで〜」と嬉しそうに報告してくれました。

    斉藤孝ファンなら、是非とも欲しいタイプの絵本です。

    投稿日:2011/01/19

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    1
  • 懐かしい!

    声にだすことばえほんシリーズが最近好きで、ママが張り切って(子供じゃなく)大きな声をだして読んでいます。その上、大好きなつちだのぶこさんの絵という事で、やっと図書館で見つけて借りてきました。
    懐かしい言葉のオンパレードですね。何か用か九日十日とか、結構毛だらけ猫灰だらけとか、すいませんねん亀は万年とか昔はよく使ってた気がします。一方でし〜らんペッタンゴリラとか、あたりき車力のコンコンチキとかは知らないなあ。会話にリズムを生む付け足し言葉、息子も楽しんでいたようです。子供って、こういう蛇足、大好きだもんなあ。
    あとがきでいくつか説明はあるんですが、全ての言葉の出典やら由来があればもっと良かったかなあ。だってペッタンゴリラが何なのか未だ不明だし…調べなきゃ。
    ちなみに年上女房をもらった主人、ほとんどの言葉知りませんでした…

    投稿日:2010/02/16

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    1
  • パパが読み聞かせるのにいいかも

    • セルバさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳、女の子5歳、男の子0歳

     なぜかうちの0歳児は、この本を大声で読むと笑って喜んでします。
     言葉遊びって大きな声を出さないと面白くないですよね!この本はおおきなこえでよむのがポイントかも?
     「おっと合点承知の助」「しーらんぺったんごりら」など、どれもがおなじみの言葉遊びばかりです。
     0歳児だって面白いんだから、日本語の響きの良さがきっと詰まっているんだと思います。

    投稿日:2010/02/08

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    1
  • 使いこなしたい!

    • るますけさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子4歳

    「その手は桑名の焼蛤」「あたりき車力のコンコンチキ」など古くからある言葉遊び満載の一冊。
    「小さい子がこんな言葉遣いをしていたら面白いよな…」と思って娘が1歳半くらいのときに購入しました。

    娘も挿絵が面白いのですぐに気に入って、今に至るまで何度も何度も読んでいます。
    最初のころは、挿絵のあちこちを指差したり、登場人物をまねてポーズをとったりしていました。
    今では出てくる付け足し言葉はすべて覚えてしまいましたが、まだ会話の中で自然に使いこなせるまでには至りません(親がさらりと使えるようにならないと駄目かも)。

    でも、同じようにこの本を気に入った夫と娘が
    夫「がってん!」 娘「しょうちのすけー!」
    夫「おどろきもものき!」 娘「さんしょのきー!」
    などと楽しそうに叫んでいることがあって面白いです。

    投稿日:2008/02/07

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