いもうとのにゅういん」 みんなの声

いもうとのにゅういん 作:筒井 頼子
絵:林 明子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:1987年02月
ISBN:9784834001617
評価スコア 4.81
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みんなの声 総数 136
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136件見つかりました

  • いつもはけんかしていても

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子14歳、男の子12歳

    入院とまではいかなくても、娘も息子も病気の時は、相手を思いやって、
    早く元気ななってね、って身体をさすってやったりしています。
    私は入院経験が多いですが、その度に弟は親戚に預けられて
    かわいそうだっと母から聞きました。
    弟はどう思っていたのだろうと、この絵本を読んで思いました。

    あさえちゃんが、いもうとに宛てた手紙に、だいすき、とってもとってもだいすきと書いてあります。
    胸がきゅんとしました。

    病院のロビーでは、「はじめてのおつかい」の親子とサングラスのおじさんがいますね。

    投稿日:2007/01/13

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  • 大切なものをいもうとに!

    • MAYUMIさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子22歳、女の子20歳、女の子18歳

     家族の誰かが、病気や怪我で入院するというのは、とても大きな出来事です。
    たとえ、何日かの事であっても、その間にいろんな思いが過ぎりますね。
    あさえちゃんの、心の葛藤がひしひしと伝わってきて、いじらしさにキュウンとなります。
    それだけに、一生懸命考えて行動するあさえの成長をが、とても嬉しいのです。
    自分が一番大切にしているものを、手放すということ。
    大切なものを、大切な人に。
    このデリケートなテーマを、絵本の中で表現しているように思います。

    余談ですが、子ども達のヘアー・スタイルがとても好きです。
    さらさら・ふわふわした感触が伝わってきそうな気がしませんかァ。
    きめ細かい、ぬくもりのある描き方が素敵ですね。

    投稿日:2007/01/08

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  • 愛がいっぱい

    • ぜんママさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子8歳、女の子7歳

    林明子さんの繊細な絵が印象的です。
    人の表情、しぐさがやさしく伝わってきます。
    妹(あやちゃん)が盲腸で入院することになったのです。
    普段はケンカなんかしているんだろうけど・・・。
    あさえはお姉さんらしくなっていきます。
    心の軌跡と愛を感じて下さい。
    あさえがあやちゃんに出した手紙の内容を娘はじっくり読みました。

    投稿日:2007/01/06

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  • お姉ちゃんが・・・

    • びかママさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 女の子7歳、女の子4歳

    たまたま本屋さんに立ち寄ったときに、上の子が発見!!少し中を読んでみて、珍しく「買って!!!」とせがんだ本です。

    いつも妹に大事なお人形を使われたりして嫌だったお姉ちゃんが、突然の妹の入院をきっかけに少し成長します。

    うちのお姉ちゃんはいつもママを独占する妹が嫌で入院でもすればいいのにという気持ちで手に取ったようですが、読んでみるうちにやっぱり妹が入院したらどうしようって心配になってしまったようです。嫌だなって思っていても、やっぱり気になるかわいい妹のようです。

    そんなお姉ちゃんたちにお勧めの1冊だと思います。

    投稿日:2006/12/04

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  • やっぱりおねえちゃんだね。

    一人っ子には味わえない、姉妹ゆえのつながりを感じたお話でした。妹が入院して、一番喜ぶものお見舞いにしようときめたあさえ。おりがみの鶴でもなく、手裏剣でもバラの花でもない、「ほっぺこちゃん」(いつもは妹に触られたくない大好きなお人形)をお見舞いの品物に選ぶなんて、小さくてもおねえちゃんは おねえちゃんなのだと感心してしまいました。そして妹も そんなおねえちゃんが大好きなんですね。妹の付き添いでお母さんがいなくて、泣きたくなるのを我慢するあさえにウルウルでした。 

    投稿日:2006/12/01

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  • 兄弟っていいな

    お姉ちゃんのあさえが、妹のあやちゃんの入院をきっかけに、大きく成長する話。
    あさえは、お人形のほっぺこちゃんを大切にしていて、妹がそのほっぺこちゃんで遊ぶことをいやがっている。
    でも、妹が盲腸で急に入院することになり、お母さんと妹のいない寂しい一夜を迎え、一生懸命考えるんですね。
    明日、あやちゃんのお見舞いに何を持っていこうかと。
    あやちゃんがほんとに喜ぶものは、何だろうって。
    よくよく考えて、折り紙と手紙と一緒に、大切にしていたほっぺこちゃんを紙で包み、妹へのプレゼントにすることに。
    まだ自分も幼い姉のあさえの、妹を思いやる姿に、とてもやさしい気持ちになれる本です。

    投稿日:2006/11/29

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  • やさしいおねえちゃん

    • はるのはなさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子6歳、女の子2歳

    入院した妹に自分の大事にしているお人形をお見舞いにもっていってあげるお話。あさえちゃんのやさしい気持ちが伝わる本です。我が家も同じような年の差の姉妹なので子供達はとても気に入っています。かみなりが聞こえる部屋でひとりぼっちはとても不安だっただろうと思います。そんな中でもあやちゃんを心配する姿に姉妹の強い結びつきが感じられました。

    投稿日:2006/11/13

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  • 小さいけれどおねえちゃん!

    あさえの妹のあやちゃんが、盲腸で入院します。
    あさえはとっても心配しました。
    その夜、病院に何を持って行ったら、あやちゃんが喜ぶかを一生懸命考えて、
    お手紙と折り紙、そしてお気に入りのお人形をあげる事にしました。
    次の日、お見舞いに行った病院でお母さんが
    「あさえちゃん ひとばんで とってもおおきな おねえさんになったのね」と言います。

    娘が4歳の頃、よく通っていた病院の待合室に有った本で、
    行く度に手にとって読んでいたので、買いました。
    妹って、いつもついついいじめてしまうけど、
    お姉ちゃんは、心の中ではとっても可愛いと思っているんですよね。
    私も小さい頃のことを思い出して、いつもジーンときてしまいます。
    ご兄弟のいらっしゃるお子様には、特にオススメかもしれません。

    投稿日:2006/10/10

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  • お姉ちゃん心を刺激

    • うららさん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    「あさえとちいさいいもうと」の続編という感じのお話です。

    我が家は姉妹なので、みんなで感情移入して読みました。

    いもうとのあやちゃんが盲腸で急に入院してしまって
    お父さんとふたりで留守番。
    明日お見舞いに行く時に、あやちゃんが喜ぶ物を持っていってあげよう、と
    あさえが一生懸命考えます。

    折り紙を折って、手紙を書いて、でも、もっともっとあやちゃんが喜ぶ物は・・・!

    あさえはきれいな紙に大事な大事なお人形を包んであやちゃんに渡そうと考えました。

    ああ・・・読んでいて声が震えてしまう。
    なんてやさしいおねえさんなんでしょう。
    とても大事にしている物だけれど、大事な妹を喜ばせるために・・・

    読み終えたあと、長女は「○ちゃん(次女)が入院したら何あげようかな」と考え出しました。
    どうせ、たいした物あげなさそう、なんて思っていたら
    お誕生日にもらった大切なおもちゃを!

    あさえのやさしい気持ちに触れて、我が家のあさえも少しおねえさんになったようです。

    投稿日:2006/10/03

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  • 優しさがギュッとつまってます

    • あまたろうさん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、男の子6歳

    あさえが、友だちのひろちゃんと一緒に幼稚園から帰ってくると、
    遊ぼうと思っていた人形のほっぺこちゃんがいません。
    『また、あやちゃんのいたずらだ』と、あさえは怒って妹のあやちゃんの
    名前を呼びます。すると、お母さんがあやちゃんをおんぶして寝室から
    出てきました。あやちゃんは、お母さんの背中でぐったりしています。
    ……

    妹が急に入院することになった女の子のお話です。
    (『あさえとちいさいいもうと』の続編ですよね。あやちゃん、大きくなって^^)

    一人で留守番するあさえを襲う不安、お父さんが帰ってきた時の安堵感、
    妹を喜ばせようとお見舞いを何にしようか悩むあさえの姿、
    そして、お見舞いを受け取り喜ぶ妹あやちゃんのはじける笑顔…。
    どのページからも優しさが溢れ出てきて、読んでいて泣きそうになりました。
    筒井頼子さんの文章、林明子さんの挿絵、本当にすばらしいです。
    お母さんに肩を抱かれ褒められ、嬉しそうに照れるあさえが可愛いです。

    人形がいないことに、「またあの子が持っていったのね、仕方ないわねっ」と
    言わんばかりに手を腰にあてている姿や、
    夕立が来る前、風が急に強くなり、窓の置物がカーテンで押されソファーに
    落ちてしまったり、
    お父さんと二人の食卓で、ほっぺこちゃんも一緒にご飯を食べているなど、
    細かな所まで気配りが行き届いており(そういう一つ一つのことを見つける
    楽しみもあります)、それだけに、この話が実話では?と思えるほど等身大に
    感じられるところが、林さんの絵の魅力の一つだと思います。

    読んでいるだけで幸せな気持ちになれる、素敵な絵本です。
    (星5つでも足りないくらい…)

    投稿日:2006/08/17

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