表紙のトマトさんに一瞬「ギョッ」とした様子の息子。
とても暑い日の大きく真っ赤に熟したトマトさんが主人公です。
前半のトマトさんは気位の高い女性って雰囲気です。
でも弱い一面を見せたり後半はノビノビ楽しんでいる感じがします。
トマトさんの表情の変化が分かりやすくていいです。
最初に読んだ時は、トマトさんの大きな顔に息子は釘付け。
転がってじゃっぷーん!のシーンが気に入ったようです。
読み終わるとすぐに「もう一回」と最初のページに戻されました。
2度目を読みはじめると、さっきは気がつかなかった
カメや昆虫たちを見て「ミミズがむすんである」などと
発見したことをを口にしていました。
転がってじゃっぷーん!のシーンは一緒に読んでくれました。
じゃっぷーん!のトマトさんが本当〜に気持ちよさそう!
カラフルなトカゲたちが可愛いいです。
困っている人を助けてあげる優しい気持も
伝わって後味が清々しかったです。
後半のトマトさんなら素直に感謝の気持ちも伝えられそうだなって思いました。