かばくんのふね」 みんなの声

かばくんのふね 作:岸田 衿子
絵:中谷 千代子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1990年
ISBN:9784834010442
評価スコア 4.43
評価ランキング 12,101
みんなの声 総数 52
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52件見つかりました

  • あわてない あわてない

     前作の「かばくん」同様、我がものを行くかば君のペースで、お話が進められて行きます。

     今までにみたことなないくらい 大きな雲が出て来た時も、動物園が洪水に見舞われた時も、他の動物を救出する時も、かば君のゆったりしたペースでお話が進められるので、なんだか安心してしまいます。最後に、大仕事を終えたかば君が、晴れた動物園の檻に戻って、「おやすみなさい」というシーンは、淡々としたお話を締めくくるには、もってこいですね。おまけに、おやすみ前に読み聞かせる時には、このまま、かば君と一緒に「おやすみなさーい」と電気を消してしまいます。

    投稿日:2007/02/02

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  • かばくん最高

    • ぜんママさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子8歳、女の子7歳

    『かばくん』の続編。
    動物園が洪水になってしまうのは驚かされるけど・・・
    動物の表情は豊かです。
    バックの色もいろいろあり、いろいろな場面にあった色を使っています。
    そういった表現を楽しむにはおもしろい絵本であると思います。
    前作『かばくん』同様、
    ゆったり気分&あたたかいぬくもりが伝わってきます。

    投稿日:2007/01/13

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  • かばくんのゆっくり感がいい☆

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子6歳

    かばくんのいる動物園に、雨が降ってきました。
    ぽとん ぽと ぽと
    ぽしゃ ぽしゃ ぽしゃ
    ぼしゃ ぼしゃ ぼしゃ
    雨が大好きなかばくんだけど、動物園が洪水で大変なことに。
    でも、かばくんは慌てない。
    小さい動物達を、背中に乗せて船になります。
    ゆっくり ゆっくり・・・

    日頃、ばたばたしてゆっくりとした時間が持てなかった私にとって、最初、このかばくんのゆっくりさについていけませんでした。
    改めて読み返してみると、とても心が落ち着いてよかったです。
    自分がいかに普段あくせくしていたのか反省しました。

    それにしても、「かばの背中は広々として、何人でも乗っかれそうだなー」という発想は、浮かびそうでなかなかむずかしい。
    (子供だったらわかるけど・・・)
    絵本って、ちょっとした発想のきっかけから、すてきなお話がうまれるのですね。

    投稿日:2006/08/17

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  • かばくんって頼りになるのね。

    動物の中で、決して人気者ではないはずのかばが大活躍して、みんなに慕われてる様子がなんだかうれしくなる絵本でした。
    洪水になって、いろんな動物のお母さんが、自分たちの子供をかばくんに託すところも温かいですね。
    私の中のかばの株、だいぶ上がりました。

    投稿日:2006/08/10

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  • 洪水でもほのぼの

    • うーずさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子4歳、女の子1歳

    ほのぼのイメージのかばくんの続編です。
    でも大変!今度は動物園が洪水に?!

    洪水の中、動物たちを乗せて船になるかばくん。
    「いそがないで ゆっくり ゆっくり」

    動物たちも大変な状況のはずなのに、やっぱりほのぼの。この不思議な空気感が、たまりません。

    今回も、かめくんがいい味を出してます。

    投稿日:2006/06/26

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  • かばくん、大活躍

    『かばくん』ではなんてことはない動物園の1日が
    描かれていたんだけどもこの『かばくんのふね』では
    動物園が洪水になってしまいます。
    さらっと描かれてはいますがすっごい緊急事態ですよね^^;
    飼育員の人間はなんで助けに出てこないの〜〜?
    それはいいとして 今回のかばくんは頑張ってます
    色んな動物の赤ちゃんを背中に乗せてあげてとても大活躍。
    いくら赤ちゃんとはいえキリンさんまで背中に乗せられるだなんて
    娘は改めてかばくんの大きさと力強さを感じたみたいです。

    投稿日:2006/06/26

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  • かばって大きいんだなぁ・・・

    ストーリーより何より、かばくんの上に、こんなにたくさんの動物が乗れるの?!
    ということに気がいってしまいました。
    小動物はともかく、キリンの子まで・・・。
    さすがに無理なんじゃない???と思いますが、どうなんでしょう。
    ストーリーは温かくていいなと思ったのですが、動物の大きさが実際の比率と違うのであれば、そこが難点だなぁと思います。(正確であれば問題ないんですが、知識不足なだけに・・・。)

    物語は非現実的でも楽しめるところがいいと思いますが、登場する動物たちは現実に則したものであって欲しいなぁ〜〜と思います。
    この絵本は、どうなんでしょう。

    かばは大きくて4メートルくらいでしょうか?
    キリンの子は・・・????

    とても知りたいです。

    投稿日:2006/06/02

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  • かばくんのサブストーリーとして

    • AAさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    長女が「かばくん」が大好きだった時期がありました。
    この本をめくると「わあ、わたし、このかばくんの本すっごく好きだったんだ」と、すぐに思い出したようです。
    この本を読み始めると、相変わらず素敵な絵でふたりの子供がくいいるように見ていました。えさのふねがはこばれているのを見て大喜びしたり、ほのぼのとした時間が流れ、子供の反応は非常に良かったです。

    ただ、私としては「かばくん」のようなリアルなストーリーにくらべ、少々現実離れしすぎているところが気になりました。
    我が家でのこの「かばくんのふね」は「かばくん」に親しんできたからこそ楽しめるサブストーリーに過ぎなかったことが残念です。

    投稿日:2006/05/31

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  • まったり感がたまらない

    • ぼのさん
    • 40代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子12歳、女の子10歳、女の子5歳

    有名な『かばくん』のまったり感が大好きです。
    続編があることも、何となく知ってはいたのですが、ついつい読む機会がなく、先日、やっと目に付いたので借りてみました。

    いやあ、この『ふね』の方も、おんなじですね〜(笑)?!
    動物園中、大洪水だというのに、このまったり感・・・。
    あわてない。あわてない。
    何とかなるさ〜。
    って感じが、たまらなくいい。

    いつもバタバタしてる、余裕のない自分を、反省させられます。

    動物たちが、自分のことより、我が子を大切にしていて、かばくんの背中に避難させるところがいいなあ。
    こんなにいっぱいのっかるの〜?!
    かばくんって、大きいんだなあ。
    小さな2匹をのせた、かばのこのふねもかわいい。

    1〜2才の頃、動物の中で、かばが一番好きだった次女。
    ああ、あの頃、この絵本知ってたらなあ・・・と、
    ちょっと残念な気分です。

    投稿日:2006/05/16

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  • 講演会に行ったばっかりに…

    大昔、絵本の研修会で伺ったことです。講師は現在有名な児童文学者の方でした。ある幼稚園の保護者会で講演した後に、一人のお母さんから質問があったそうです。動物の絵本を選びたいのだがどんなものがよいのか…。先生は迷わず「かばくん」を薦めたそうですが、その母親は怪訝な表情で立ち去ったとのこと。きっとたくさんの動物が登場する図鑑的な絵本を求めていたのだろうとのことでした。動物の絵本は様々ありますが、きっかけとなる絵本は、正確さを大事にしている内容であることなどを中心にして慎重に選びたいものと同感しました。

    「かばくん」につづいて「かばくんのふね」は2年後に出版されました。かばくんと動物園の仲間たちが洪水に遭ったお話しと、素直に読めば楽しくやさしいお話しなのですが、かの講演会のお話しが未だに忘れられないでいる私には、こちらは少々物足りない感じがしました。動物園が洪水の被害に遭うことはあるでしょう。でもだからといって、他の動物たちが我が子を助けて!とかばくんに依頼するのかなぁ。

    絵本の講演会にはあまり足を運ばない方がいいのかもしれません。何か最近、疑心暗鬼になっている私のようですね。もっともっと素直に向き合わなければ。

    投稿日:2006/05/12

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