かばくんのいる動物園に、雨が降ってきました。
ぽとん ぽと ぽと
ぽしゃ ぽしゃ ぽしゃ
ぼしゃ ぼしゃ ぼしゃ
雨が大好きなかばくんだけど、動物園が洪水で大変なことに。
でも、かばくんは慌てない。
小さい動物達を、背中に乗せて船になります。
ゆっくり ゆっくり・・・
日頃、ばたばたしてゆっくりとした時間が持てなかった私にとって、最初、このかばくんのゆっくりさについていけませんでした。
改めて読み返してみると、とても心が落ち着いてよかったです。
自分がいかに普段あくせくしていたのか反省しました。
それにしても、「かばの背中は広々として、何人でも乗っかれそうだなー」という発想は、浮かびそうでなかなかむずかしい。
(子供だったらわかるけど・・・)
絵本って、ちょっとした発想のきっかけから、すてきなお話がうまれるのですね。