どうぞのいす」 みんなの声

どうぞのいす 作:香山 美子
絵:柿本 幸造
出版社:ひさかたチャイルド ひさかたチャイルドの特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1981年11月
ISBN:9784893252500
評価スコア 4.75
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みんなの声 総数 412
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412件見つかりました

  • 誰も座りません

    ろばさんがいつ目覚めるのだろうと、どきどきししながら読みました。いすなのに誰も座らないところがおもしろかったです。しっぽつきのかわいいいすを置いて、うさぎさんはどこへ行ってしまったんだろうと思いました。

    つぎつぎに訪れる動物たちがみんな思いやりの気持ちをもっています。やさしさの連鎖はどこまで続くのでしょうか。実社会では絶対にありえない出来事だから、この本を読み終えた後、あこがれと少しのさみしさを感じるのかもしれません。子どもに「どうぞ」の気持ちをもつように言う前に、大人の私が考えなければいけないことがあると感じました。

    投稿日:2007/11/01

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  • 思いやりのいす

    • すずらんぷさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子11歳、女の子9歳

    「どうぞのいす」というタイトルに惹かれて、ずっと読みたかった絵本。小学校の教科書にも掲載されているそうです。(文章は多少省略されているようです)。
    でも、この絵本はやはりこの絵、この文章で、最後まで読むのがお勧めです。絵本でなければ楽しめない、「絵を読む」楽しさがページのあちらこちらにあって、繰り返し読むほどに、味わい深い絵本なのです。
    子供達の大好きな動物たちが次々に登場し、おいしそうな食べ物もいろいろ出てきます。「どんぐり」「くり」など秋を感じさせるものもあるので、まさにこれからの季節にぴったりです。
    後から来る人のために、自分の持っているものを置いていく、優しい気持ちのあふれた「どうぞのいす」。うさぎさんが意図していたものとは違うけれど、お話し全体に流れるほのぼのとしたムードがいいですよ。文章もリズミカルで読みやすい、読み聞かせにぴったりの絵本です。

    投稿日:2007/09/16

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  • 意図したこととは違うけれど

    • 碧ママさん
    • 30代
    • ママ
    • 石川県
    • 男の子2歳

    うさぎさん、ここに自由に座ってねという気持ちで作った椅子だったのに、
    結果として、差し上げますの椅子になってしまいました。
    ろばさん、どんぐりが成長しちゃったんだと思ってびっくり。

    でも、そんなこととは関係なしに、
    通りがかった動物達の優しさリレーの椅子として、
    ”どうぞのいす”は大活躍。
    自分だけいい思いをしてしまっては悪いな、
    次の人にも喜んでもらいたいな、という思いやりの気持ちが、
    温かい気分にさせてくれました。

    子供はこういう繰り返しの内容のお話は好きなので、
    息子もじっくり読んでいました。

    投稿日:2007/07/09

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  • 押し付けがましくない。

    どうぞ、と言うその気持ちがけして押し付けがましくない所がとても心地よいです。
    こんな風に、自分も出来ているかしら…と読みながら考えてしまいました。
    1歳半の息子にはちょっと分かりづらい所もあったようですが、何だかええ話や…と言う顔をしていたような?(親ばか?)
    他人に対しての接し方を絵本を通して学べる素敵な1冊だと思います。

    投稿日:2007/05/11

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  • いつまでもこの気持ち忘れないでね

    • うららさん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 女の子8歳 女の子6歳

    長女が1年生のときに、柿本幸造さんの挿絵が使われていて、「ママ!これ、どんくまさんの絵だね!」と喜んで教科書を眺めていました。

    そして、柿本さんの絵本をいろいろ読んでいるうちに出会ったのがこの絵本です。

    柿本幸造さんが描く、やさしいほんわかとした絵がこのお話にぴったりです。

    うさぎさんが作ったから、いすの後ろにしっぽの目印を付けました。

    とってもかわいらしい目印です。

    この愛らしいお話は幼稚園でも読まれているような簡単なおはなしですが大切なこと、優しさがぎゅっと詰まっているお話なので大きくなっても読んでほしいと思います。

    投稿日:2007/05/06

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  • 本当の親切とは

    絵もお話もとても温かく、気持ちが和む絵本です。
    うさぎさんが作ったしるしに、いすの後ろにつけた短いしっぽ。
    でも、「どうぞのいす」と書いた立て札を添えただけで、
    「うさぎが作りました」ということは、どこにも書いてありません。
    本当の「親切」「思いやり」とは、こういうさりげなさなんですよね。
    そんなことを押し付けでなく、自然に学べる本だと思います。

    娘は、登場人物の中で、ろばさんが特に好きなようです。
    木の下で、何も知らずに、くーくーお昼ねしているろばさん。
    目を覚ましたときの、かわいらしいリアクション。
    「どんぐりって、くりのあかちゃんだったかしら?」
    違うよ〜!と、笑いながら、やさしい眼差しでろばさんを
    見つめる娘です。

    最後の絵だけのページも、夕焼けの色がとてもすてきです。
    「明日は、どんなお友達が、どうぞのいすに座りに来てくれるかな?」と、
    ママの言葉を付け加えています。

    投稿日:2007/04/26

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  • タイトルがちょっと・・・

    • ☆咲歩☆さん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子3歳、女の子0歳

    表紙のかわいらしさに惹かれて図書館で借りました。
    こちらのレビューでも好評だったし・・・。

    しかし3歳の娘には「どうぞのいす」の意味がよくわからないみたいでちょっと難しかったです。
    でも次々にどうぶつが現れるのは楽しいみたいで何度も読んで!と持ってきますが。

    ロバさんが起きたらまたどんぐりになってるのかなぁなんて期待しましたがおしかったですね(笑)

    投稿日:2007/03/21

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  • 心があったかくなります

    この絵本と出会ったのは、もう15年ほど前ですが、心がほんわかあったかくなるので、とても気に入っています。
    1つの椅子を通して、他者を思う動物たちの優しい気持ち。それは人として決して忘れたくない思いやりの気持ち。
    この本はそのことを読むたびに思い出させてくれます。
    絵もとってもかわいいです。
    子供がもう少し大きくなったら読んであげます。

    投稿日:2007/03/11

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  • まさか!

    • どーもさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子2歳

    こちらのレビューで気になっていたので、図書館で借りてきました。
    レビュー通りの、思いやりの絵本です。

    「どうぞ」「おきのどく」
    とても大切な思いやりの言葉が自然に体の中にすーっと入ってきます。

    また、物語がどんどんつながっていくので、ちゃんと「お話」の流れあって、しかも「オチ」までついている、大人が読んでも「なるほどー」と感心するストーリー展開です。

    表紙にもなっている、「どうぞのいす」を作ったうさぎが、最初しか登場しないのも面白いなと思いました。読み手側に、「翌日いすのまわりの空き瓶などをみたうさぎさんはどう思うのだろう」と思わせる、わくわくする仕掛けだなと感心しました。

    子供は、「まさか!」のところが大好きで、一緒に言います。それと、絵がかわいいのでお気に入り。くまさんやきつねさんが豪快に食べている所などは、声を上げて笑っています。

    投稿日:2007/03/07

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  • 息子は暗記しています!

    • NON×2さん
    • 30代
    • ママ
    • 愛媛県
    • 男の子8歳、女の子5歳

    この本は息子が、読み聞かせのお母さんに読んでもらった本です。
    その時から、嬉しい気持ちになったらしいですね。
    (私は知らなかったのですが・・・)
    次に出会ったのが、学研の教材に出ていました。
    息子は大興奮!!
    読んだり、勉強したりしているうちに、暗記してました。
    3回目にみつけたのは、図書館です。
    図書館の入ってすぐの所に、小さな椅子とともに、この本も置いてありました。
    びっくりでしたね。

    この本は、優しくなれる本です。
    安心できる本です。
    誰もが、幸せを感じる本です。

    投稿日:2007/01/22

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