ぼうしやさん、パンやさんの2冊が大好きだった息子。
もう、7歳になって、ちょっとこの本にはお兄さん過ぎたかもしれません。
(むしろ、3歳の娘のほうが楽しそうに見ていました)
おまわりさんにあこがれる「いっち」は、まだまだ小さい子。
もちろん力不足で、なかなかうまくいきません。
息子は、(おまわりさんなんてできないよ、ほら、こうなると思った〜)などとイライラしている様子・・・
でも、楽しんでいないわけではなく、集中して聞いていました。
主人公以外の登場人物へも感情移入できるようになっていたり、
「やるなら、責任を持ってやらなければならない」という意識が
育ってきたからこそのイライラなのだと思います。
もちろんハッピーエンドで、息子もホッと、うれしそうにしていました。
ぼうしやさん、パンやさんと同じく、自然な形で、
責任感や、働く大人への尊敬を感じることが出来る本だと思います。