思い出の一冊です。
料理に興味のなかった息子でさえ、「今晩、てんぷらにしよう」とリクエストの出た絵本です。
うさこがこねこくんのお弁当を覗き込んで、味見をさせてもらったおかずのてんぷら。
さっそく作り方を教えてもらって、…。
ここまで読んで、「かんた〜ん。ぼくもやってみたい!」と恐ろしい息子の発言。
このあとの山からおりてきたおばけくんのつまみぐいにクスッ。
「……。…でも てんぷらって ずいぶん なくなるのが はやいなあ!」が、とってもうけました。
そして、クライマックスでピタリと笑いを止めて聞いていました。
ラストのてんぷらにも、親子で大笑いしました。
中身がすり抜けちゃったてんぷらは、「ばけ天」とうちでは名付けました。
一度、てんぷらに挑戦した息子ですが、彼なりに大変だったのか、それ以降は、「ははが作ってね!」と一任されています(笑)。