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しごとのどうぐ(偕成社)

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おとうさんのちず」 大人が読んだ みんなの声

おとうさんのちず 作・絵:ユリ・シュルヴィッツ
訳:さくま ゆみこ
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2009年05月
ISBN:9784751525210
評価スコア 4.67
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みんなの声 総数 38
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  • タイトル

    • なびころさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子2歳4ヶ月

    原文のタイトルが気に入ったのでこの絵本を選びました。主人公のお父さんがとても素晴らしいアイデアで息子の心を満たした事に感動しました。お父さんの先見の明と愛情を感じる事が出来る絵本でした。個人の基本的人権と生きる事の素晴らしさ、想像力を働かせる事の楽しさを教えてくれる絵本でした。地図の楽しさも自然と感じられる様になるのが良いと思いました。

    投稿日:2009/08/25

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  • 私の父は昨年7月に亡くなりました。大阪の天神祭の夜でした。享年91歳でした。それだけにおとうさんと言う名前のついたこの本は関心がありました。これはとてもホットな気持ちにさせてくれます。おとうさんの地図ということですが、想像力の素晴らしさが伝わってきます。素晴らしいお話だと思います。

    投稿日:2022/06/21

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  • 夢とロマンを買った男

    4才で第二次世界大戦のため、故郷のポーランドからトルキスタンに一家は移動し、物のない厳しい生活を強いられる。その日のパンにも事欠くなかで、幼い少年の父はなぜか一枚の地図を買ってくる。
    空腹に苦しむ少年は父を恨むが、壁に貼られた地図によって少年の心はまだ見ぬ外国へいざなわれ、空想の中で世界中を旅することができ…

    戦争を扱った作品だが、爆撃や兵隊が出てくることはなく、庶民の暮らしが描かれる。親子は爆撃のない地方に逃げ延びるが、苦しい暮らしにあえぐ。デフォルメされた絵が、言葉以上にその苦しみや悲しみ、やるせなさ、怒りなどを語る。背景に書き込まれた人たちや風景も、戦争の愚かさを語っていて切ない。
    どんな困難の中でも、想像力や楽しみを見つける力が、人をすくってくれ、夢と希望を与えてくれる。2008年に発行された絵本だが、現在の話として私は受け取った。戦争以外でもいろいろな困難がある。その時、与えられたものの中に楽しみや想像力を働かせて将来を良くしていくものが隠されていると思った。

    様々な国を回る場面の、洒脱な絵が見どころ。
    巻末に筆者の生い立ち・解説もあり、作品をより深く楽しめる。

    投稿日:2020/04/04

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  • 一枚の地図が心の栄養に

    戦禍を命からがら脱出して、
    やってきた地方での両親とぼくの暮らしが描かれています。
    淡々と描かれていますが、何もない不自由な生活の辛さがうかがわれます。
    食べるのがやっとの暮らしの中で、お父さんがパンを買わずに手に入れたのは大きな世界地図でした。
    素晴らしく大きな地図ですが、食料品が大切な時、地図は安く手にはいったのでしょうか。
    いずれにしても、このお父さんの買い物で、僕は自由気ままに
    世界中に心の旅をして、思う存分空想にひたることができるようになりました。
    地図の世界を旅する生き生きとしたページがとても楽しいです。

    投稿日:2017/06/22

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  • 心に残る絵本!

    戦争中のある3人族のお話です。
    なけなしのお金でパンではなく「ちず」を買ってきたおとうさん。
    それは。。。
    我が家の娘は5歳幼稚園児,彼女が小学中高学年になったら読んでほしい絵本の1つとなしました。
    とても心に残る希望を感じる絵本でした!
    シュルヴィツの子供時代を語った自伝絵本というところがまたリアルで説得力がありました。

    投稿日:2015/09/14

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  • 生きる力

    読み聞かせで私が聞いて以来欲しかった絵本です。

    お父さんも買い物に行き色々思うところはあったと思います。
    お母さんの気持ちも分かります。。

    私が子どもに本を読んでやるのも生きる力を育てたいからだとこの本を読んで改めて感じました。

    貧乏でも心の豊かさだけは育てたいと地図を買ったお父さんの勇気はすごいと思います。

    表紙が派手すぎる気がしますが内容はすばらしいおすすめの本です。

    投稿日:2013/09/02

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  • 親として学べます

    • 環菜さん
    • 20代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子6歳、男の子5歳

    『おとうさんのちず』というタイトルだけでは分かりづらいという印象ではあります。タイトルで想像していた内容とはずいぶん違いました。だって、地図と向き合ったのは“ぼく”なんですもの。
    そういうタイトルとのミスマッチ感は残ってしまいましたが、内容は悪いものではありません。むしろ、大切なことを子どもに伝えてくれると思います。

    テーマはなんて言えばいいのかな。「夢」かな。「生き方」かな。
    戦争の時代の実話のようですが、戦争がメインではなく、ひもじい・苦しい生活の中で、“ぼく”が見つけた大きな夢が描かれています。
    お腹を満たすパンよりも、心を満たし未来へ生きるチカラとなる地図を買ってきたお父さんは、なんて素敵な親なんでしょう。この状況で、なかなかそんな決断はできませんよね。親は『食べさせなきゃ』って思っちゃうし。
    親として学ぶ部分も多いなぁと思いました。色んな物を見せて、経験させることは、子どもにとっては何よりの栄養なのかもしれませんね。

    投稿日:2013/06/12

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  • 心を満たすもの

    パンは空腹を満たすもの
    そして絵や地図は心を満たすものだと思いました。
    一時の飢えを満たすことも大切ですが
    心を満たし続けるものも生きる上では大切なのかもしれません。
    きっとそれが生きる勇気や
    将来を思う気持ちにつながるのだと思いました。

    目先の事だけでなく
    生きる上で大切なことをもっと
    親自身も真剣に考えなければと感じました。

    投稿日:2011/10/17

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  • パンよりも価値あるもの

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    なるほど・・・・今の画家としての開花したのは、貧しかったころに、パンよりも価値あるものとして、父が買った世界地図のおかげ・・・と

    私なんか、目の前にあるものに、とらわれて遠くを見通せないものにとったら、手の届かないようなところにある価値観です

    すばらしいなぁ〜ただただ感嘆です
    こんなに大きな心で育てることができたら、もっと可能性を引き出せてあげられただろうに・・・・
    世のお父さんたちに子の絵本を捧げます

    投稿日:2011/05/12

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  • 自由に旅を・・・・

    お腹を空かせていると私ならパンを求めてしまいますが、なけなしのお金で地図を買うのは、どんなに勇気がいっただろうなあって思いました。おとうさんが買ってきた地図で、魔法の呪文を唱えて心は遠くへ飛んで行けて、世界中を自由に旅が出来てお父さんは心を満たしてくれたから、毎日を地図を広げて楽しむことが出来てよかったです。

    投稿日:2011/04/22

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