お父さんと息子の絆の深さがじんわりと伝わるお話しです。
汽車に乗って仕事に出かけたお父さんを思いながら、おもちゃの機関車に見入るぼくとワンダ。汽車が大好きのことがわかります。毎日のようにお店のディスプレイを見に行っています。お店の方も季節に合わせてその様子を変えています。このマメな作業は見る側には嬉しいのだけれど、案外大変なことだと思います。これによって結構長い時間が経ったことがわかるのです。
おもちゃの機関車は売れてしまったようでしたが、帰って来たお父さんの腕にはプレゼントが。中には立派な機関車のおもちゃが入っていましたね!テキストにはないお話しが、スズキコージ氏の絵から読み取れるのです。