佐藤さとるさんの文章と、村上勉さんの挿絵の絵本です。
佐藤さとるさんといえば、頭に浮かぶのが、村上勉さん。
小さい頃から、このコンビのお作を何冊も読んでいたので、
もう頭の中ではゴールデンコンビとして、出来上がってしまっています。
もちろん、他の方の挿絵も素敵なのですが…
まこちゃんが道端でえんぴつをひろったことから始まるこのお話。
実は、このえんぴつみたいに見えたものは、ちいさいろけっとで、中から、宇宙人が出てくるのです。
佐藤さんお得意の、夢いっぱいのお話!
昔、コロボックルのお話に夢中になった頃の事を思い出してしまいました。
もしかしたら、本当に、こんなことがおこるのかもしれない。
小さな角砂糖の大好きな宇宙人に、どこかで出会えるのかもしれない。
子供は、そんなことを考えて胸を膨らませるのでしょうね。
息子が「コロボックルシリーズ」を読むには、まだまだ時間がかかりそうですが、
このお話は、小さな子供でも充分に楽しめます。