一般的に知られている「三びきのこぶた」は、三びきで力を合わせてオオカミをやっつける、というお話ですが、この本では、一匹目と二匹目はおうちが壊れて食べられてしまいます。三匹目は知恵をしぼってオオカミから逃げ切ります。子ども達は一匹食べられるごとに「えー?食べられるん!?」、最後には「こぶたは食べられたままなん!?」と驚いていました。
こちらが本物で、あちらは後から作られた偽者なのですが、子どもにそんなことを言うのも野暮なので「いろんな話があるねんで」ということにしておきましたが、やはり本物の方が力がありましたね。絵もそうだし、お話も断然こちらの方がいい。