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叙情的な自然と美しい日本語
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投稿日:2008/09/05 |
どろんこハリーでおなじみの名コンビ!
大好きなハリーシリーズや生き物が登場するものとはちょっと
違った趣向で、詩のような叙情的な絵本です。
この本もやはり他の本と同じ様に、タイトル画のページから
物語りは始まっています。
ページ毎季節はバラバラなので「ある日の一日」では無いのですが、
全体として捕らえると午前から夕方・夜へと時間が流れ
再び朝を迎えるという一日の流れで、自然と寄り添った
ゆったりとした流れの一日を見るようです。
その時間の流れの中で、それぞれの季節にそれぞれの
【ふってくるもの】【おちてくるもの】が易しい文章と
優しい絵で描かれています。
後半の『かげがおりてくる』や『とばりがおりる』などの訳しは
最近使われ難くなってきた、本当に美しい日本語で
絵本を通してこんな風に美しい日本語に触れる事が出来るなんて
とても素敵だと思います。
ふってくるもの、おちてくるものをどんな風に感じ
どんな風に受け止めるか、小さな子にも楽しめますし、
少し大きくなった子には、言葉の美しさや自然の美しさ恩恵なども
感じられる絵本ではないでしょうか。
大人にとっても癒される素敵な絵本です。
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まるで映画を観ている様な・・・
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投稿日:2007/06/13 |
喧嘩をしたまま兄弟2人きりのお留守番タイムに突入した
ダニーとウォルター。
ダニーはウォルターと一緒に遊びたいが腹を立てている
ウォルターは無視。
仕方なく公園で拾った宇宙ゲームを始めたダニーだったが・・・
宇宙に放り出された2人に次々に危険や危機が襲いかかる。
ダニーを疎ましく思っていた兄のウォルターだが、
ゲームがすすむうちに気づく事が・・・
まるで映画を観ている様な感じさえする壮大な絵本。
モノクロで描かれた絵も一層雰囲気を出している。
前作『ジェマンジ』の続編だと言う伏線も見逃せない。
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ふざけたままでは怖い
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投稿日:2007/05/18 |
今の時代、あれだけの距離を小さな子供と動物達だけで歩いていかせると言う感覚はちょっと有り得ないけれど、
自分の頃は小さくてもわりと遠くまで歩いて遊びに行ったものです。
この本も娘達が小さな頃とても良く読まされました。
いくら注意しても姉妹でふざけっこしながら歩くのを辞めない時に「だめだめだめ、そんなにふざけちゃけがをするから」と本の台詞で注意をたものです。
まみちゃんの家に着くまでの長い道のりの間、たろう達に出逢った大人達が様々なアドバイをくれます。
オート三輪に乗ったおじさん、お巡りさんに郵便屋さん。
ふざけながら道を歩くと危ない事や、横断歩道を渡る事を教えてくれます。
昔はこんな風に身内ではない、その時周りにいる大人が
子供達に注意をしてくれたものですが、今はなかなかそうはいきません。
子供にとっては、どんな時でも大人が子供を見守っていてくれるとうい安心感を持てる話であり、
大人にとっても「周囲の大人の目が大切なんだなぁ」と
思い起こさせてくれる本です。
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関西弁がよく似合う?!
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投稿日:2007/05/18 |
子供達がヒキガエルを見つけると、みんなとても気味悪がる。
触るとイボが移るんだ! と言う子もいたりする。
そこからアマガエルとヒキガエルの特徴の差が語られる。
オタマジャクシの時代から、ちょっと可愛いアイドル系(爆)の
アマガエルのオタマジャクシとは違い、ヒキガエルは宇宙人顔だとか、
アマガエルはジャンプ力が凄いから名ゴールキーパーになれるけど、
ヒキガエルは溝に落ちたら出られないとか・・・。
アマガエルばかり良い特徴を語られたヒキガエルがついに爆発!
「わしらは名ゴールキーパーにも、気象予報士にもなりたないわいっ!!!」と。
関西弁のリズミカルな言葉にのせてヒキガエルが特徴を語る姿は
なんだかとても似合っていて可愛くさえ思えてしまう。
似た者二者の特徴をとても判りやすく語る三輪さんの作品の面白さが十分伝わり、
またヒキガエルの事もよく判る一冊。
自然科学の本は、子供にとってとても重要だと判っていながらも、手が出ない母親も多いのでは?
この本は(三輪さんの作品は)いわゆる自然科学の本とは
少し異なり、
絵本としても十分楽しめ、且つ学習にも役立つ本です。
生き物の好きなお子さんには勿論ですが、
小学校にあがったお子さんであれば、
生き物嫌いなお子さんにも楽しんで生態を知る為の
良い一冊だと思います。
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生き物の生態が判り言葉の面白さも・・・
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投稿日:2007/05/18 |
顧客の要望に一生懸命に応えて、より充実した物件を
探してくれるヤドカリ(!?)の不動産屋さん。
蝶や蛍の兄弟のお部屋は一体どんなところでしょうか?
小さな子でも十分楽しめますが、生き物の生態が少しづつ判ってくる位の子供達なら、
なお一層楽しめる作品です。
特に蛍の兄弟に提供したカバのお部屋には子供達大喜び。
最後のオチは小さなお子さんより、むしろ大人が楽しめます。
一年生三年生の朝の読み聞かせで読みましたが、どちらも好評で、
特に一年生では一年通しての本の中でダントツ人気でした。
子供の側から見たらとても楽しめる絵本ではないでしょうか。
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元祖 いないいないばぁ
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投稿日:2007/05/18 |
「いないいないばぁ」系の本は数え切れない位出ていますが、
今から購入しようと思っている方にはやはりこちらをお勧め。
今の時代からでは 可愛らしい絵 と言う感じとは少し違いますが、
この優しい微妙な色の感じとかも小さな子供にはとてもいい気がします。
あまりにも定番ではありますが、我が家の子供達の一冊目も
この本でした。
ネズミの所は小さな声で読んだり、最後ののんちゃんの所は
子供の名前に読み替えて読んだり。
勿論、聴いている子供達はすぐに聴きながらいないいないばぁを
する様になりました。
本当にロングセラーにふさわしい本です。
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魔法の言葉
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投稿日:2007/05/08 |
「だいじょうぶ」って、なんて優しい言葉なんでしょう。
大丈夫だよ、大丈夫。 心配しなくて良いよ・・・
そんな言葉が後に続く。
沈んでいた心が、心配でざわざわしていた心が、
気がかりでドキドキしていた心が、すっと穏やかになってゆく。
失敗ばかりしている子供に、
心配性でなかなか自分を出せない子供に、
そして、頑張っている貴方に、君に・・・。
疲れた時に心を温めて貰える、手元に置きたい本です。
勿論私も自分の為に買いました♪
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子供が大好きでした
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投稿日:2007/05/08 |
もう7〜8年前に良く読まされました。
子供ってお風呂に入る前に裸になる過程と
出た後の裸、とっても好きじゃないですか?
脱ぎかけのシャツを頭にかぶって遊んだり、
靴下以外の物を全部脱いだ姿に大笑いしてたり。
お風呂が苦手な子にはとっても良いかもしれませんね。
五味さんらしい絵本だなぁと思います。
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だからいいのよねぇ
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投稿日:2007/05/08 |
兄弟・姉妹・兄妹・姉弟 ・・・所謂「きょうだい」
友達だとなかなかこうはいかないもの。
邪魔だったり、うるさかったりしても居ないと淋しいし
甘えてくれるのも本当は嬉しい。
真似する方も、真似される方も根底にあるのは愛だよなぁと
感じます。
『きょうだい』のいる生活を楽しんだ者勝ち!
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情は『愛情』へ
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投稿日:2007/05/08 |
宮西さんの作品は動物物が多く、
そしてその多くが弱肉強食の世界。
オオカミとこぶたであったり、肉食獣と草食獣であったり・・・
喰うか喰われるかの世界の中にも、笑いがあって涙があって
そして、何よりも込められているものが『愛』ではないかと
思う。
恐竜シリーズもオオカミシリーズもどれもとても好きだが
特に好きなのが(私が)この 『おまえうまそうだな』
この直接的な弱肉強食界の台詞が、全く違った世界へと
物語を展開させてゆく。
そして、物騒なタイトルとは全く異なった内容で
私達読者を動物界の厳しさと、たとえその中でさえ存在する
『愛』という、人類にとって最大で最強の感情の奥深さや
素晴らしさを、『情』から変化してゆくという判りやすい展開で教えてくれている。
子供だけでなく、子供と関わる全ての大人に是非ともお勧めの
1冊である。 愛とは難しい物ではなく、とても判りやすく
抱きやすい感情であると教えられる。
愛ある人になりたい。
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