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とらのさんの声

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ふつうだと思う 確かなもの  投稿日:2009/02/18
二分間の冒険
二分間の冒険 作: 岡田 淳
絵: 太田 大八

出版社: 偕成社
ダレカという猫に誘われるまま、不思議な世界に入り込んだ悟。岡田先生の作品は、こんなふうにして、普段子供たちが勉強している教室を、あっという間に、異世界にしてしまいます。それでいて、そこには必ず、どこかにいつもの友達がいて、いつもの学校がある。今回の冒険はなんだか怖い感じがしました。竜とのたたかい。そしてそれに負けると、若さを吸い取られて、そのまま老人になってしまう。そんなに怖い竜との戦いも、子供たちがみんばで力を合わせて竜を倒します。とげ抜きに始まり、見えないとげを抜き、そして、通常の世界で会うことのない竜を退治して、また戻ってくる。最初にダレカから与えられた課題、確かなものを探すこと。悟はそれを探し出すことが敵田のでしょうか。確かなものとは何だったのでしょうか。自分自身を考えるきっかけを与えてくれそうな本だと思いました。
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なかなかよいと思う ローワンがんばれ!  投稿日:2009/01/21
リンの谷のローワン(1) ローワンと魔法の地図
リンの谷のローワン(1) ローワンと魔法の地図 作: エミリー・ロッダ
訳: さくま ゆみこ
絵: 佐竹 美保

出版社: あすなろ書房
弱虫のローワンが、魔法使いの予言から、いきたくもない冒険の旅に出ることになる。周りのみんなに支えられるのと同時に、自分の飼っている家畜に水を飲ませてあげたいという思いに支えられながら、弱虫のローワンが少しずつ勇気を身につけていき、最後に竜をも助けるという成長物語。男の子にも、女の子にもお勧めです。
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ふつうだと思う ちょっと不思議な感じの絵本  投稿日:2009/01/11
おふろじゃおふろじゃ
おふろじゃおふろじゃ 作: オードリー・ウッド
絵: ドン・ウッド
訳: 江國 香織

出版社: BL出版
ちょっと影のある奇妙な絵です。それがまた何とも心をそそられる感じがして、個人的には好きですが、明るい感じではないので、どうでしょうか。ミステリアスなことが好きなお子様だったらいいかもしれませんが、日本語が少し難しいかもしれません。でもリズムを楽しむように読んであげるといいとおもいます。
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なかなかよいと思う はりねずみさんガンバレ!  投稿日:2009/01/11
てこてこ てこてこ はりねずみ
てこてこ てこてこ はりねずみ 作・絵: 田島 征三
出版社: 福音館書店
ハリネズミさんが一生懸命歩いていきます。いろんな動物に出会って、こんばんわ。ウサギさんにもくまさんにも挨拶をするのですが、あららら後ろからそーっと誰かが来ます。キツネさん!八ネズミさんは体を丸めてキツネさんから逃げると、無事におうちに戻ってきました。
島田先生の力のある絵筆が動きを誘う楽しい絵本です。こういう本をたくさん読んであげるといいですね。
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なかなかよいと思う ともに育つ心  投稿日:2008/11/03
もりのこびとたち
もりのこびとたち 作・絵: エルサ・ベスコフ
訳: おおつか ゆうぞう

出版社: 福音館書店
子供の興味は世界、異世界、それに宇宙でだって同じなのかもしれません。森に住むこびとたちの生活が生き生きと描かれているこの一冊、ひょんなところから、目の前にいる自分の子供の姿を想像したりしませんか?秋の収穫のお手伝いや、怖いものみたさのその姿、子供の持つ力を存分の表現していると思います。ベスコフの自然への愛情が、子供へのそれと繋がっていて、季節が過ぎ、一年が経ち、そして春が来てまた次の営みが始まる。終わりの語られていないお話です。続きを想像してみるのもすてきですね。ゆっくりと心を育ててくれる本だと思いました。
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なかなかよいと思う 人間も自然の一部なんですね  投稿日:2008/11/03
英日CD付 英語絵本 ウッレと冬の森 Olle’s Ski Trip
英日CD付 英語絵本 ウッレと冬の森 Olle’s Ski Trip 作・絵: エルサ・ベスコフ
訳: 小野寺 百合子

出版社: ラボ教育センター
スウェーデンにある森は、昔の日本のように、人間の生活のすぐ横に、優しくそして厳しく鎮座していたようです。そのようすを親しみのある表情と、柔らかい色遣いで書き上げたベスコフの作品の一つ。スキーをしたくて雪を待つ子供の心が、雪解けとともに、春を待つ心へと変化していくところが、ちらりといいですね。今の日本ではこのように大自然の力を皮膚に感じることが難しくなったので、なかなか手に取りづらい本かもしれませんが、そんな現代でも人間は自然の一部であることは変わっていないと思います。おかあさん、先生方に、積極的に読んでもらいたいほんの一冊だと思います。
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なかなかよいと思う 出会えてよかったほんの一冊  投稿日:2008/08/15
裏庭
裏庭 作: 梨木 香歩
出版社: 理論社
照美がみてくる鏡の中の世界には、悲しいことやつらいことがたくさんありますが、そういう自分の心の傷をいやすというよりは育てることによって自分を見つけ出すという話。初稿より全面的に書き直したというだけあって、しっかりした筋書きが物語を支え、私たちの心の中に慈雨のようにしみこんでいく力のある、大人の作品顔負けの話になっていました。最後まで息のつけない進展。言葉の選び方の適切さ。出会えてよかったと思う本の一冊になりました。
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ふつうだと思う 「成長」する側の気持ちがわかります  投稿日:2008/06/30
ながいながいペンギンの話
ながいながいペンギンの話 作: いぬい とみこ
絵: 山田 三郎

出版社: 理論社
ペンギンのお兄ちゃん、ルルの成長がしっかりとした構成で書かれています。こういう本は読み聞かせるのにいいと思います。こう言う本に対象年齢はいらないでしょう。ペンギンを知らなければペンギンから一緒に学んでいけばいいと思います。小さなお子さんからおとなまで楽しめる本だと思います。
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なかなかよいと思う 何でも明るく乗り越えちゃうすてきな人  投稿日:2008/06/22
やまんばあさんの大運動会
やまんばあさんの大運動会 作: 富安 陽子
絵: 大島 妙子

出版社: 理論社
やまんばあさんの活躍するシリーズの一つ。もう既に、みんなと仲良しになっているやまんばあさんが小学校の運動会に招かれるお話です。ルールなんてわからない、運動会だってなんだんだってよく知らないんですが、独特のそのパワーで何でも楽しくしてしまう、やまんばあさんのその心意気。すてきです。一緒にパワーをもらいましょう。やまんばあさんのファンになった人は何冊かありますから是非そちらも読んでください。
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ふつうだと思う チョコレート戦争の結末は。。  投稿日:2008/06/22
新・名作の愛蔵版 チョコレート戦争
新・名作の愛蔵版 チョコレート戦争 作: 大石 真
絵: 北田卓史

出版社: 理論社
一昔前には、教科書に載っていた作品です。自分のやっていないことの犯人にされてしまう二人ですが、その二人を信じる先生がいて、そしてそれを助ける仲間がいます。お店の看板であるチョコレートケーキを盗みだす計画は失敗したけれども、子どもたちのまっすぐな心は大人に伝わっていきます。作品が古いものなので少し色あせていますが、まだまだ力を発揮できる本。お子さんだけではなく、学校の先生、そしておかあさんお父さんにもおすすめの本です。
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