
山田村に住む、衣という娘が病気になって死にそうになります。けれど、えんまさまのつかいの鬼にごちそうをふるまって、命はたすかりました。かわりに、うたり村に住む、同名の衣が地獄につれていかれます、、、。
ふたりのからだが入れ替わって生まれ変わる、という不思議なおはなし。1000年も昔に、今のSFのようなお話があったなんて、びっくりです。語り始めたのは、どんなひとだったのでしょう。
枯れた色彩の絵がしみじみします。
地獄やえんまさまがでてきますが、こわいお話じゃありません。 (どくだみ茶さん 40代・ママ 女の子12歳)
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