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パパはいないけど、もう待っていられない。冬がくる前に家を建てようと、ムーミントロールとママはおそろしい森や沼を抜け、荒れ狂う海をわたって、お日さまの光溢れるあたたかい場所をめざします。第二次世界大戦直後に出版され、世界中で復刊が待ち望まれていた、ムーミン童話シリーズの記念すべき第一作。

ムーミンシリーズのはじまりの一冊。
とても短くて、挿絵のムーミンたちもほかの絵とはいささか異なっています。
第二次世界大戦の頃に書かれたものだそうです。
ハンドバッグをもったムーミンママとムーミントロールが暗い森を旅してゆきます。
途中で頼りなげなちいさなスニフに出会います。
ハンドバック一つで旅するママは、必要なものを手品のように出すのがさすがです。
最後には、あの丸い青い家とパパを見つけるのですが
こんな始まりだったのですね。 (capellaさん 60代・じいじ・ばあば )
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