
「おじいさんは山へ柴刈りに」? 「おばあさんは川へ洗濯に」? いえいえ、それは昔話のなかのこと。今を生きるおじいさんとおばあさんといっしょに、不思議でわくわくの場所へ出かけましょう。人はいくつになっても、はずむ心をとめられません。
編集者コメント 昨年急逝した、幼年童話の名手、森山京。その美しくやさしい言葉が紡ぐ物語は、時代を問わずいつまでも寄り添ってくれる。のこされた本作品は、森山京の真骨頂「生きる、を描く作家」がにじみ出ている。いくつになろうと、人はわくわくし好奇心をあそばせどこまでも笑えるのだ…。いつしか、そう読者は勇気づけられているだろう。ささめやゆきの絵がともし火となって応える。

昔話のパロディアラカルトです。
タイトルから「ももたろう」のパロディを想像しましたが、さにあらず。
よく知っている昔話の断片が行き交います。
日本の昔話なのに、どこか現代風でウェスタンがかっているところと、妙なまったり感に味わいがありました。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
|