
4年生の新学期、真先(まさき)のクラスにやってきたのは、鬼灯(ほおずき)京十郎という、かわった名前の男子だった。ぶあいそうで感じの悪い京十郎だが、鬼灯家が代だいオバケが見える家系だというひみつを真先に知らせる。 そして、数週間すぎたある日、真先は、同級生のチヒロから「ミナコちゃんがふたりいるの! ホオズキくんにたのんで、調べて!」とたのまれる。チヒロと京十郎は親どうしがおさななじみで、オバケが見える鬼灯家のひみつを知っていたのだ。 チヒロがミナコたちに会ったという公園にいった京十郎と真先は、ミナコとその友だちのコナミに会う。ふたりは、にているのを通りこして、まったく同じ姿をしていた! 京十郎は、ミナコがあるオバケにとりつかれていることを見ぬくが……。 ★「内科・オバケ科 鬼灯医院」シリーズ(全7巻・2006年〜2011年刊)完結後、読者のあついリクエストにこたえて誕生した新シリーズ。 オバケ科の名医・鬼灯京十郎先生の子ども時代を、クラスメートの少年、橋本真先の視点から描く。京十郎と真先がオバケが引きおこす事件に立ち向かい、なぞを解く、ミステリアスかつユーモラスな物語。

3年生の長女が図書室から借りてきました。
ホオズキくん。こちらシリーズで発売されているのですね。なぜか2巻を借りてきたのですが(1巻が図書室にはなかったようで)、それでも十分楽しめました。
ゾロリを読んだ後に夢中になれる児童書を探しているのですが、こちらはその役割を果たしていると思います。
もっとシリーズで出してほしいです。 (りおらんらんさん 40代・ママ 女の子9歳、男の子5歳)
|