
秋の終わりのある日、子グマが森で帽子を拾いました。その帽子は小学校の帽子でした。森のはずれの学校では子どもたちが楽しそうに遊んでいます。子グマは一緒に遊びたくてなって学校へ近づきます。転校生がきたと思った子どもが教室へ子グマを連れていきます。しばらくして子グマに気づいた先生はびっくり。冬眠が始まる前にお母さんグマの元へ連れていかないとなりません。先生と子どもたちは子グマと一緒に森へ行きます。ベルギーの人気絵本で、とても心温まるストーリーです。秋の学校での出来事です。

秋の終わりのささやかな物語ですが、とても心の温まるお話です。
小学校の制帽が毛糸の帽子なんて、オシャレに思いましたが、それを被っていたら、こぐまもお友だちだとすんなり受け入れてくれる子どもたち。
その無防備な純真さが、子どもたちの宝だと思いました。
教室での授業風景、こんなクラスだったら平和ですね。
素敵な体験を持ってお母さんと帰るこぐまちゃん、冬眠しながら、素敵な夢を見られそうですね。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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